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XC40で計画する第三のパワーソース

パソコンは欲しいと思ったら買いだと言いますが、クルマはそうはいきません。一生のうち10度はしない自動車という買い物は、高価な上に、数年付き合うという覚悟も必要です。

その為、例えば車検が近づいているなどの理由でクルマの損得勘定が動かない限りは、自動車は買わないのが普通でした。

しかし、ボルボXC40やXC60は、その概念を覆します。理由は簡単で、納車までに時間がかかる為、車検の逆算だとか、車を購入するという事のみを決めて進むとか、日本における自動車購入の考え方から外れてしまうのです。

そして今後、この流れはさらに加速する可能性があります。気になる3つのモデルが待ち受けているからです。

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VOLVO XC40 T5 TwinEngine

VOLVO XC40 T5 R-Design TwinEngine
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

すでに生産が始まっているXC40のプラグインハイブリッド。255馬力のエンジンと10kWに満たない小さなモーターを使用し、前輪のみを駆動します。なかなかワクワクする車です。

日本にはトヨタ プリウスプラグインハイブリッド、三菱アウトランダープラグインハイブリッドなどの日本製PHEVが走り始めており、輸入車でもMINIやランドローバー、もちろんボルボも含めて市場は拡大中。次の車はPHEVと考えている人も多いはずです。

世界中の電動化需要にボルボが答えるものの一つが、XC40 T5 TwinEngineというわけです。簡単に言えば、V60のTwinEngineからリアの駆動システムを省いたものと言えます。ただこれはあくまで機能だけの話であって、実際FF車の駆動システムへ機能を搭載するにはそれなりの時間と労力がかかります。

というわけで、日本では今年から来年にかけて登場するであろうXC40 T5 TwinEngineは、最低でもMomentumで550万円後半からのプライスが予想されていて高額になる事は間違いありません。そもそもVCJの悪どさなら、Momentumは入れずにInscriptionやR-Designを入れてくるでしょう。そうなれば、最大750万円ほどにまで価格は上がる可能性があります。

VOLVO XC40 EV

VOLVO XC40 TwinEngine
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

ところで、XC40にはもうひとつの選択肢が公表されています。それはEV。2020年〜2021年に発表される予定のXC40 EVは、ボルボブランドではエンジンを積まない最初のピュアなEVとなります。

EVが発売された時点で、私たちは最初の悩みを抱えることになります。それは、PHEVにするべきかEVにするべきかです。

もしもPHEVを選べば、化石燃料を長距離用または緊急用に車載しながら、自宅で充電した電気でドライブのほとんどを賄うことができるでしょう。EVを選べば、脱化石燃料へコマを進めることができます。あとは航続距離がどれくらいになるか。400kmくらいの走行距離は欲しいところです。

という二つの性能から考えれば良いのですが、ここで絡んでくるのは「価格」です。XC40 EVは、XC40 T5 TwinEngineよりも安い価格で登場する可能性があるからです。

走行距離は少なく、多くの充電時間がかかるXC40 EV。どちらかと言えば未来へ向かっているのはEVですが、PHEVよりも扱いは大変です。しかしPHEVよりも安く手に入るというのであれば、EVを選ぶ人は増えることでしょう。特に日本の都心部においては、XC40 EVの受注は伸びるに違いありません。

また、3気筒エンジン搭載のT5 TwinEngineよりも、キュイーンという音のかっこいいEVの方が魅力的かもしれません。

だとすれば、XC40 T5 TwinEngineは長距離需要のみとなってしまいます。この事を考えれば、容易にXC40 T5 TwinEngineには手を出しにくくなりそうです。少なくとも、EVが出るまで待つ方がよいでしょう。

え?少なくともって何?という疑問が聞こえてきそうです。

実はXC40にはもうひとつ、プラグインハイブリッドが予定されています。まだボルボから導入時期について直接コメントが得られたわけではありませんが、XC40 T4 TwinEngineが計画されているというのです。

VOLVO XC40 T4 TwinEngine

VOLVO V40 T4
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

このエンジンは、XC40 のEV化の後に搭載される予定になっています。

手法は「V60」と同じで、「T8」の出力を抑えた「T6」を設定するのと同じです。出力をコントロールするエンジン部を変えることによって、車のトータルの価格を落とそうという考えです。

地球温暖化をストップする為に出すボルボの答え

世界は脱石油に向かわなければなりません。でなければ、地球温暖化はリミットポイントを超え、人間には制御できない温暖化暴走が始まってしまいます。二酸化炭素はガソリンや軽油を燃やしても発生しますし、発電所でも発生します。EVはガソリン車に比べても、CO2排出量は6割程度と言われています。

それでもEVを推し進めることができれば、将来の核融合発電、二酸化炭素の浄化など、発電所だけで対処する方法を構築することができます。各自動車メーカーはこのポイントの為に、さまざまなEVやPHEVを模索していることでしょう。

しかし、EVやPHEVの価格が下がらないことには、車を買い替えてくれません。そこで出すボルボの答えが、安いTwinEngineの開発、というわけです。

XC40 T4 TwinEngineとは?

新世代のDrive-E 1.5L3気筒エンジンをベースに作られるT5 TwinEngineの出力は、262psです。この車のガソリンエンジン部は、T3エンジンと同じです。

ならば、XC40 T4 TwinEngineはどうか?これはきっと、T2エンジンをベースに作られる可能性が高いと見ています。

XC40T2T3T4 TWT5 TW
Engine未発表B3154T3未発表B3154T5
Power130ps ?163ps140ps ?180ps
Motor Power80ps ?80ps
System Power220ps ?262ps

T2エンジンは XC20やV40後継者などに向けて設定されるでしょう。ターボ系の部品をひとつ外されて安価に設定されるT2エンジンに対して、モーターを追加することでトルクの増強ができます。

T2エンジンとT3エンジンは、約40万円の差がうまれます。TwinEngineも40万円の差がうまれるでしょう。安いPHEVを提供することにより、ボルボはボルボを努力してなんとか手にする層に対しても、電動化の提案ができるようにしたいと考えているのです。

こうなってくると、EVとT4 TwinEngineはほとんど同じ価格帯に収まる可能性が高くなります。結果、長距離需要と脱石油需要は性能で選べば良くなり、ボルボは益々選びやすい車になるに違いありません。

B5発表時に公開されていた

ボルボB5エンブレム
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

このXC40 T4 TwinEngineは、実はボルボよりXC90へのマイルドハイブリッド搭載の発表時に、プレスリリースの一番最後にコソっと記載していました。マイルドハイブリッドが嬉しくって世界ではあまり記事にされなかったようです。

私も含めて、ですけれどね。。。(^^;)

The company’s smaller Compact Modular Architecture-based XC40 SUV will also receive a new electrified option, in the form of a T5 Twin Engine petrol-plug-in hybrid. A second, T4 Twin Engine plug-in hybrid option will follow later.

出典:VolvoGlobalNewsRoom

翻訳:同社のコンパクトモジューラーアーキテクチャベースのSUV XC40は、T5 TwinEngineをガソリンプラグインハイブリッド車として用意する他、2番目のプラグインハイブリッド車として T4 TwinEngineが続きます。

ただし、このプレスリリースは日本では発表されていません。ですから、T5 TwnEngineはもとよりT4 TwinEngineも発売されない可能性も残されています。

XC40 EVは2020年頃の発売、という情報は早くからありました。これは出すしかありません。逆にマイルドハイブリッドやTwinEngineまわり報道を規制することで、VCJはXC40のTwinEngineを入れないという選択肢を残しているように見えなくもありません。

ですが、木村社長も著書の中で、電気自動車はPHEVよりも安くなる、と書いています。もしもTwinEngineが出なかったその時は、XC40 EVを迷わず購入することができますね。

ただ、来年とか再来年とか、先を待たなくても今最高の省燃費モデルを入れる事は、辞めないで欲しいですね。

停滞気味のTwinEngine

という事で、今回はXC40 T4 TwinEngineについたお話しました。

気になるのは、本当に電動化がくるのかどうか、という問題。日本まで来るのに時間がかかるだけかもしれませんが、XC40 TwinEngineは2019年中に来ると思われていましたが、どうやら超えてしまうそうです。

CO2はできるだけ少ない方がいい。とすれば、プラグインハイブリッドだけでなくEVも選択肢に入れたいところ。次のボルボ選びの為に、はやく情報を発信してほしいと願うばかりです。

 

今回はこれまで!お読みいただきまして、ありがとうございました!

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