V60の改善してほしい7つの残念ポイント(MY2020対応)

  • 2019年8月3日
  • 2019年8月3日
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新型ボルボV60が発表され、早一年が経とうとしています。首を長く伸ばして待っていた方は、V60を購入できましたか?

スタイリッシュに生まれ変わったV60。街中で見かける事も増えてきましたが、まだまだレアカー。ついつい振り返ってみてしまいますよね。かっこいいから(´∀`*)

 

しかしそんなV60にも、残念ポイントがあったわけです。楽しい雰囲気をぶち壊すかのごとく、1年前にあった残念ポイントはどうなったのかを検証しましょう。

なお、この記事は2018年9月29日に投稿された「ボルボ 新型V60の改善してほしい7つの残念ポイント」の再編集記事です。各セクションには、1年経って改善されたか、されなかったかが一目でわかるようになってます。

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<改善されず>ディーゼルなし

給油口

発表前よりわかっていた事ですが、V60のディーゼルモデルは導入が見送られました。欧州ではディーゼルに逆風が吹いていて、ボルボも今後ディーゼルエンジンの開発はしないと明言しています。

しかし、欧州では新型V60にはディーゼルモデルは存在しています。日本法人が導入に踏み切るだけで良いのですが、今回はしなかった。

ボルボは新型V60以降、V60以下にはディーゼルは搭載しないと木村社長自らが発表しています。

「日本ではディーゼルの縮小は始まっていないし、まだまだディーゼルは大きな支持を頂いている」としながらも、「V60のセグメントについては実際の走り方、使われ方、年間の走行距離等々を考えてディーゼルを設定しない。5年後、10年後のオーナーのリセールバリューを守る」と強調した。

出典:Response.jp

日本でのリセールバリューを守るとしていますが、今欲しい人は沢山います。

ディーゼル搭載車はもしかすると、10年後には公道を走れなくなるとでも言いたいのでしょうか。そもそも、5年10年経てば車両価値なんて無いに等しいじゃないですか。

確かにディーゼル車は使用を制限される可能性があり、中古登録もできなくなる場合もあります。しかしそれは現在発売されている尿素SCRに対応していないV40 D4のほうが規制にかかるはずで、価格こそ上昇したものの尿素SCRに対応している最新のボルボディーゼルなら、長期的に使えるはずです。

ボルボはディーゼル導入の件については、しっかりとした説明をして欲しいところです。きっとXC40でディーゼルを待っている方々もいるでしょう。さんざんこのブログでもディーゼルの必要性をとき、たくさんの方がディーラーで質問してもディーゼルは輸入されません。

こんなに人の期待を裏切るインポーター、初めてみましたよ( ´ ▽ ` )

<すこし改善>機械式AWDなし

雪道のイメージ

V60には機械式AWDが搭載されていません。

日本へ導入されるV60には、どうやらプラグインハイブリッド仕様車としてのAWDしか輸入されないようです。2018年9月に登場したV60は、T5 / T6 TwinEngine / T8 TwinEngine の3種類のラインナップ。このうちAWD搭載は電気式のT6 TwinEngine と T8 TwinEngine。ガソリンエンジンモデルの T5 にはAWDはラインナップされませんでした。

MY2019ラインナップ抜粋
VOLVO V60 T5 Inscription5,990,000円
VOLVO V60 T6 TwinEngine AWD Inscription7,490,000円

その差 150万円!

そもそも電気式AWDは価格が高く、AWD目的の為だけに1ランク上のエンジンを選ぶには敷居が高すぎます。ボルボカージャパンは消費者に目を向けていないと思われても仕方がありませんでした。

しかし、ここでプラグインハイブリッド戦略モデルを用意してきます。VOLVO V60 T6 TwinEngine AWD Momentum 価格はなんと、6,490,000円!

MY2020追加モデル
VOLVO V60 T6 TwinEngine AWD Momentum6,490,000円

でも、、、でもですよ?相変わらず機械式AWDでは無いんです。

実はボルボのプラグインハイブリッド車は、-10度を下回る場合は作動しません。ものすごくバッテリー性能が落ちるからです。いいですか、プラグインハイブリッドがハイブリッドで動作しないという事は、やたらと重い物をぶら下げているに過ぎないんです。これでは豪雪地域では無用の長物。

欲しいものを欲しい人へ届けないのがVCJ流です。素直にCrossCountryを選ぶ他ありません。

<改善>360°ビューカメラが標準搭載でない

出典:Volvo cars japan https://www.volvocars.com/jp/

MY2019のV60 T5 Momentumは、360°ビューカメラがオプション装備になります。中古で探している人は注意ポイント。

実際に必要としない人がいることは理解できますが、360°ビューカメラ機能はXC40やV90でインテリセーフに組み込まれた機能です。インテリセーフはボルボの代表的な安全装備群のことで、他の欧州車と比べ、ボルボ自身が大きくアピールしているポイントでもあります。

これを、MY2020では標準装備化してくれました。やった! インテリセーフを退化させる行為をやめてくれて、本当にありがたい事です!ところが、ところがあ!

<最悪化>不要なパッケージとのセットオプション

出典:Volvo cars japan https://www.volvocars.com/jp/

激おこ( *`ω´)です。

MY2020のMomentumは、運転席8ウェイパワーシートが本革シートとのセットオプション。パワーシートが無い、だとう?

プレミアム目指してんじゃねーのかぁぁ!!

(チコちゃん風?)

ボルボには「T-TEC/テキスタイルコンビネーションシート」という素晴らしいシートが用意されています。触り心地が良くカッコいいファブリックシートなのですが、このシートにもともと付いていた8ウェイパワーシートが搭載されなくなりました。

本革買えばつけてやるよ?と言わんばかりのオプション構成が最悪。

本革
キーレスエントリー
運転席8ウェイパワーシート
助手席8ウェイパワーシート
フロントシートヒーター
パワーテールゲート(ハンズフリー・オープニング/クロージング機構付)
ダークテインテッドガラス

これらをセットにして、45万円のプライス!高い!そしてMY2019から5万円値上げだ!

確かに、シートに関わる機能(8ウェイパワーシート、フロントシートヒーター)なら仕方ないとも思えますが、まったく関係がなく、要望の多いキーレスエントリー、パワーテールゲートを敢えてレザーパッケージに組み込んでくる、ボルボやり方が苛だたしい。

せっかくの良い車が台無しです。

そもそも、T-TEC/テキスタイルコンビネーションはデザインも触り心地もとてもいいシートです。このシートが欲しい人もいるはず(私もです。)

<新設>テイラードダッシュボードの高額オプション化

Volvo V60 CrossCountry ダッシュボード
テイラーダッシュボードがあしらわれたInscriptionは、見た目の質感でも大満足なのだが。

先ほどの不要なオプション化と同じですが、MY2019でInscriptionの標準装備だった、テイラードダッシュボードはサンルーフとのセットオプション。

テイラードダッシュボードが標準化されなかった分、値段が下がった訳でもなく、悪意が漂うオプション構成。なお、Inscription用プラスパッケージは40万円というプライス。

この構成、MY2021ではやめてくれませんかね。。。

<改善なし>車間警告機能の一部グレードでの非搭載

こちらもMomentumで装備されない機能で、車間警告機能がありません。

V40では、前の車との距離が縮まっていると、ガラス面に警告表示をしてくれる意外と便利な機能。そこまで前の車に詰めて走ることはないでしょ、と言えばそうなのですが、高速道路で不意に前の車との距離が縮まったときに、警告してくれるのはうれしい。

独りよがりな運転をせずに済む(判断を車がしてくれる)ので、全車標準装備にしてほしかった。ヘッドアップディスプレイが無いと使えないからでしょうね。

<変わらず>高い

お金のイメージ

高いです。新旧V60の価格設定を見てみましょう。

まずは旧V60から。旧型は最終型がお買い得モデルなので、その1年前の情報です。

モデル価格
VOLVO V60(2017) T3 SE¥4,540,000
VOLVO V60(2017) D4 SE¥4,790,000
VOLVO V60(2017) D4 R-Design¥5,490,000
VOLVO V60(2017) T5 SE¥5,350,000
VOLVO V60(2018) T5 R-Design¥5,740,000
VOLVO V60(2018) T6 AWD R-Design¥6,340,000

そして新型V60。

モデル価格
VOLVO V60(2019) T5 Momentum¥4,990,000
VOLVO V60(2019) T5 Inscription¥5,990,000
VOLVO V60(2020) T6 TwinEngine AWD Momentum¥6,590,000
VOLVO V60(2019) T6 TwinEngine AWD Inscription¥7,490,000
VOLVO V60(2020) T6 TwinEngine AWD Inscription¥7,590,000
VOLVO V60(2019) T8 TwinEngine AWD Inscription¥8,190,000
VOLVO V60(2020) T8 TwinEngine AWD Inscription¥8,290,000

旧V60のラインナップにはT3やD4も含まれていて、購買層の裾野を広げている感じがします。

対して、新型は(日本では)さらに上にを目指しているように見えます。V70からの乗り換え需要を取り入れるとしているので、車格をあげておきたいのでしょう。

豪華装備モデルの差で、64万円もの差が出ています。この値上がり感はすごい。

そしてイヤーチェンジごとに僅かずつ値上げを敢行するのも、最近のボルボの特徴。欲しいときは早めに買うが正解です。

<変わらず>R-Designなし

 

本国スウェーデンでラインナップされている「R-Design」は、相変わらず導入されません。

ディーゼルと違い、R-Designをラインナップしないとは公言していないので、そのうち出るのだと思われますが、不穏な空気もただいます。

それは、V90からのR-Designのカタログ落ち。

おおよそ販売数が行かないからだとは思いますが、V90は売れる売れない以外にも、フラッグシップ車として存在するだけで価値のある車ですよね?

だれもが憧れる車、それがラグジュアリーなのかスポーツ志向なのか、その両面を持つ車なのかはメーカーのイメージ戦略にもよりますが、R-Designは希少なラグジュアリースポーツだったはず。

隠し球としてなのか、限定車としてなのかはわかりませんが、車を自由に選べる楽しさを、もっと消費者に与えることも必要だと感じます。

まとめ

以上いろいろ上げてみましたが、1年前に比べても特段改善された感はありません。

むしろ改悪感の方が高いですが、装備内容に問題なくお金が出せれば、車としては最高ですので満足感も高いでしょう。

日本法人も人間です。多くの要望を伝えることで、改善されることもあると思います。消費者の声を聞くことができないボルボ・カー・ジャパンですが、ここで挙げた事柄が改善されたその時は、こちらの意見を聞き入れてくれたと感謝し、購入に踏み切りたいものですね。

さて、それでもV60 TwinEngineMomentumという戦略モデルが投入されました。

2021年モデルはどうなるのか?今から楽しみですね!

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