発進!ボルボ マイルドハイブリッド・ディーゼル XC60/XC90搭載へ

日本では発売未定のマイルドハイブリッドが世界デビュー間近

待ちに待ったボルボ マイルドハイブリッドがデビューします。

(久しぶりにアクセスしただけですが)2019年6月現在、スウェーデン及びイギリスのボルボ公式WEBでは、B4及びB5モデルをカスタマイズして遊べるようになりました。

特に外装デザインはバンパーが大きくかわり、なんとなく電動化っぽい感じが面白いです(^^)

久しぶりのニューフェイス。じっくりと見てみましょう。

スポンサーリンク

ボルボ XC60 & XC90 本当の2020年モデル

XC60MY2020エクステリア
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

この写真をご覧いただければわかるとおり、すこしシャープな趣のXC60。バンパーまわりをスッキリさせ、クリーンなイメージを作り出しています。

XC60MY2020インテリア
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

XC60のR-Designの内装。オレンジ色のシートベルトに憧れをいだきます(^^)

XC90MY2020エクステリア
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

こちらはXC90の2020年モデルのようです。なんだかクリーンな印象ですね。

XC90MY2020インテリア
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

内装も渋い!日本導入がとても楽しみです。テイストがSUVではなくラグジュアリーワゴンになってきましたね。

マイルドハイブリッド・ディーゼルのパフォーマンスは高く、B4で197hp/420Nm、B5で235hp/480Nmを発揮します。(XC90での数値)

分厚いトルクに背中を押される感覚、早く体験してみたいですね!

マイルドハイブリッドの価格

日本とスウェーデンの国旗

XC60の2020年モデルチェンジに伴い搭載されるマイルドハイブリッド・ディーゼルは、排ガス規制 Euro6-TEMPに対応しています。

10kW / 40Nm の48Vマイルドハイブリッド用モーターが搭載され、快適なアイドリングストップ生活を送ることができるでしょう(^^)

残念ながら日本にはとりあえず導入されません。ただ1年も経てばセレクトできるようになるでしょう。

 

気になる価格ですが、ここはイギリスのボルボ公式WEBから算出します。

モデル価格(ポンド)
VOLVO XC60 T5 AWD Inscription44,485
VOLVO XC60 B4 AWD Inscription44,985
VOLVO XC60 B5 AWD Inscription47,935

ということで、ガソリンモデルのT5とマイルドハイブリッドディーゼルのB4との価格差は、500ポンド。B5との価格差 3,450ポンド。

1ポンドを約140円で計算すると、T5とB4の価格差が70,000円。ガソリンモデルT5 + 70,000円でマイルドハイブリッドに乗れる計算です(^^)意外と安かった!

日本ではディーゼルのD4がT5よりも30万円高い価格設定ですが、イギリスでは320ポンド安い価格設定でした。

 

うわ!VCJはここでも粗利を稼いでいるのですかね!?

T5 AWDD4 AWD
イギリス(ポンド)39,03538,715
スウェーデン(クローナ)416,900406,000
日本(円)6,140,0006,440,000

※イギリスと日本は Momentumの価格 スウェーデンは SpecialEditionの価格

まあ、もう驚きません。今回はこの話は脱線ですのでここまで。

いずれディーラーに聞いてみることといたします。

ディーゼルは続く

volvo-engine-4cylinder
ボルボの素晴らしいDrive-Eエンジン

年初に、ボルボの技術チーフLex Kerssemakersは、6月ごろにボルボの最後にして最新のディーゼルエンジンを出すと話していました。

2月にマイルドハイブリッドの発表がありましたが、最新のディーゼルエンジン+マイルドハイブリッドにより欧州排ガス規制を乗り越える予定です。

ボルボはディーゼルを捨てていません。確かに開発リソースは電動化に傾斜していますが、今時点ではディーゼルが必要だと認識しています。そして、電動化50%目標の2025年になっても、このマイルドハイブリッド+ディーゼルはラインナップされるだろう、と話しています。

年々厳しくなる排ガス規制は日本も同じで、つい最近2030年の燃費基準が発表されたばかりです。

燃費規制に関する審議会において、乗用自動車の新たな燃費基準値がとりまとまりました。
新たな燃費基準値は2030年度を目標年度とし、2016年度実績と比較して、32.4%の燃費改善となります。また、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車が新たに燃費基準の規制対象となります。

出典:国土交通省

この報道発表によれば、各クラスの燃費目標は次の通りです。

車重燃費基準
コンパクトカー(車重1,000kg)27.3km/L
セダン(車重1,400kg)24.6km/L
ミニバン(車重1,800kg)21.1km/L

なかなか厳しい目標、と言えるでしょう。

ガソリンエンジンはトヨタ、日産、マツダが熱効率45%付近で開発競争を繰り広げていますが、完全に電動化することでボルボは排ガス規制をクリアする道筋を立てることになるようです。

しかし、電気自動車やプラグインハイブリッドも燃費基準対象となり、Well-to-Wheel(WtW)の考え方を導入するといいます。WtWは、燃料を掘削して輸送し、ガソリンなどに変換しエンジンで燃焼、タイヤを回すまでの二酸化炭素発生まで加味する考え方です。日本は火力発電が盛んですので、実際にはディーゼルエンジンと電気自動車の差はあまり無いとも言われています。

ただ、もしもボルボV40クラスへ、B4エンジンを搭載することになれば、意外と余裕でクリアすることができそうです。ボルボV40 CrossCountry D4の燃費は21.2km/L。マイルドハイブリッドをV40クラスに詰め込めば、上の表のセダンクラスの目標値 24.6km/Lは超えることができることでしょう。

日本でもエネルギーミックスは必要

ボルボロゴ
誇らしげなボルボマークも少し寂しげ

そして日本、VCJですが、マイルドハイブリッドは研修こそ行われているが、導入はまだだと言います。

と言うことは、少なくとも今後XC60やXC90、他のモデルも含めて、マイルドハイブリッドを味わうことができそうですね。少しホッとします。

 

しかしやはり、マイルドハイブリッドではないディーゼルも日本に導入するべきです。各モデルのラインナップのものを全て、です。

D3エンジンは無くても良いかもしれませんが、D4はまだラインナップに残ります。リコールで改善できるとわかった今、ディーゼルNoを覆すチャンスです。

ボルボの現在のガソリンエンジンは燃費が良いとは言えず、仮に電動化が進む2025年までを考えたとしても、その間CO2を多く出すガソリンエンジンだけで凌ぐのは無理があります。

それとも価格が高くて手に出す人の少ない、プラグインハイブリッドを我慢して売るのでしょうか。しかしそれは、自動車メーカーとしては最善ではありません。自動車メーカーはいつでも、最善のクリーンエンジンを提供しなくてはなりません。それこそが地球温暖化に対する自動車メーカーの答えのひとつだと言えませんか。

今回出るマイルドハイブリッド・ディーゼルエンジンをしっかりと日本へも導入し、とりあえず今できるCO2削減の手段を実行するべきです。

日本発表を期待して待っていましょう。

>aboutVOLVOについて

aboutVOLVOについて

aboutVOLVOは、スウェーデン発の高級車ボルボと輸入車の情報をお伝えする、自動車ブログメディアです。
200以上の記事を用意しています。お好みにあった記事をみつけてください。ご感想もお待ちしております。

CTR IMG