V60を買う時に後悔しない為の9項目チェック

以前投稿した記事「ボルボXC40を買う時に後悔しない為の11項目チェック」に準じて、そういえばXC40版しか作っていなかったなと思いつきました。

今回はボルボV60版でお伝えします。

2018年秋に日本に上陸したボルボV60は、ボルボのラインナップの中核に位置する重要モデルです。ボルボで人気のエステートボディ、スポーティな外装とオシャレすぎる内装。SUVのXCシリーズもいいけれど、やっぱり背が低くて伸びやかなエステートがいい。そんな人も多いことでしょう。

どのように購入するのが良いか悩んでいるそこのあなた。まずはあなたの選ぶV60が、あなたにとって最良のものとなるのか。この記事を読んで考えてみてくださいね。

そして、後悔のない素晴らしいボルボライフを過ごしましょう!

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V60はこんなクルマ

ボルボV60を横から見た写真
引き締まりスポーティなV60

ボルボSPAプラットフォームの最小ボディであり最量販モデル。エステートボディは「V60」、2019年秋に上陸する「S60」とは、基本骨格を共有する兄弟車です。

エステート?ワゴンでしょww かっこよく言わないでwww なんて馬鹿にする人がいるならば、見せてあげましょう。それほどまでにV60はかっこいい。FF車としては異例なまでに前に出た前輪は、スタイルだけならメルセデス、BMWと肩を並べるFRルック。

しかし、衝突安全性を真っ先に考えるボルボは、このボディにしてFF車。クラッシャブルゾーンの確保と乗員保護を忘れたりはしません。

ならば安全性重視なだけの実用車?いえいえ、洗練されたインテリアは見た目も触り心地もよく、飽きのこない北欧デザインが散りばめられています。

そして(個人的に私が)もっとも気に入っているポイントが、”ドライビングポジション”の収まり具合。寝そべって運転するなんて気分にはならない、正しい姿勢が一番疲れないぞ、と言いながらサポートしてくれる優秀なシートはもとより、ハンドル、シフト、どれを取ってもぴったり完璧☆

ボルボV60にドライビングポジションが合わせられない人は、自動車の運転をやめたほうがいい(オイオイ)。それほど正しく座れるクルマです。

それでは確認9項目 いきましょうか!

グレードは決まりましたが

展開されているグレードは基本2つです。

不満のないほどに装備の充実している「Momentum」(モメンタム)と、贅沢装備の散りばめられた「Inscription」(インスクリプション)。これにエンジンのグレードを合わせて、合計5グレードで展開しています。

グレード特徴価格
T5 Momentum最安モデルだが最高にオシャレな「シティウィーブ」シートが手に入る。本革も選べます。¥4,990,000
T5 Inscription充実しすぎて、あと欲しいのはテイラードダッシュボードとパノラマガラスサンルーフくらいかな。¥5,990,000
T6 AWD TwinEngine Momentum装備充実!プラグインハイブリッドモデル¥6,590,000
T6 AWD TwinEngine Inscription豪華装備!プラグインハイブリッドモデル¥7,590,000
T8 AWD TwinEngine Inscription全部つけて持ってこーい¥8,290,000

どのグレードを選んでも、安全装備に差はありませんのでご安心ください。

さて、MomentumにするべきかInscriptionにするべきか。以下の5項目さえチェックできれば大まかには決まってきます。

  • シートはファブリックか本革ならMomentum ファインナッパレザーならInscription
  • アルミホイールの違いを確認 タイヤサイズやデザインが”より”カッコいいのがよければInscription
  • ヘッドアップディスプレイに魅力を感じるならInscription
  • テイラードダッシュボードで豪華な内装に魅力があればInscription
  • シートにマッサージしてほしければInscription

Momentumを選んでも後悔しないはずですが、より上の装備が欲しければInscriptionになります。特に上にあげた5つは見た目に関わるところであり、贅沢ポイントでもある為、あとあと後悔しやすいポイントです。

サウンドシステムは決まりましたか

Bowers & Wilkins センタースピーカー

2019年モデルと2020年モデルで、大幅に選択の幅が変わりました。具体的には、狭くなった_:(´ཀ`」 ∠):

ボルボV60で選べるサウンドシステムは3種類。そのうち1つは、Inscriptionでなくてはオプションとして装備できません。

標準装備はハイパフォーマンスオーディオ。170W10スピーカーは、このクラスの車だと少し切ない。そこで、BMWなどにも搭載されるHarman/Kardonはいかがでしょう。600W14スピーカーにサブウーハーまでつけられて、充実したカーライフを過ごせそう。

もっと贅沢に揃えたい人は、Bowers & Wilkinsオーディオがおすすめ。2020年モデルからはInscriptionにしか装着できなくなってしまい、とっても残念。最高級の贅沢が欲しい方、イエーテボリのコンサートホールを再現できるそうですから、家に帰らずクルマの中でオーディオタイム!という使い方もできちゃいますね。

グレード標準装備オプション価格差
T5 Momentumハイパフォーマンスオーディオ

170W10スピーカー

Harman+ ¥110,000
T5 InscriptionHarman/Kardon 600W14スピーカー

サブウーハー付き

Bowers+ ¥320,000
T6 TwinEngine Momentumハイパフォーマンスオーディオ

170W10スピーカー

Harman+ ¥110,000
T6 TwinEngine InscriptionHarman/Kardon 600W14スピーカー

サブウーハー付き

Bowers+ ¥320,000
T8 TwinEngine InscriptionHarman/Kardon 600W14スピーカー

サブウーハー付き

Bowers+ ¥320,000

上の写真のような、ダッシュボード上のツイーターはBowers & Wilkinsオーディオ選択時のみ装着されます。かっこいいわあ。Bowers & Wilkinsを検索するとわかりますが、このメーカーはスピーカーオンツイーターといって、スピーカーの上にぽこっと小さいスピーカーを乗せるのが好きなメーカー。

いえいえ、私も好きになっちゃいそうです!

[Momentum]シートは本革かテキスタイルか決まりましたか

V60リアシート

写真はV60のリアシート。本革シートが煌めいています。

「レザーパッケージ」を装着すれば、Momentumといえども高級車の仲間入り(?)というわけではありませんが、やはり似合いますよね。

しかし、しかーし。

img-newv60cockpit
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

このオシャレなファブリックシート、もとい、「T-TEC/テキスタイルコンビネーション」シートも捨てがたい。というのは、座る部分はファブリックですが、触る部分やアクセントに皮が使われているツートン仕様なのです。

カジュアルで人気があり、しかも蒸れないのが素晴らしい。しかもテキスタイルのほうが安いときたもんだ。

問題は、レザーパッケージの悩ましさはシートの差だけでは無いというところです。

レザーパッケージの主な追加装備

  • 運転席8ウェイパワーシート
  • 助手席8ウェイパワーシート
  • キーレスエントリー
  • シートヒーター
  • パワーテールゲート
  • ダークティンテッド・ガラス(リア・ウインドー5面)

と、本革シート以外にこれだけの装備が付いてきます。逆に言えば、T-TEC/テキスタイルシートには付いてこない。特に8ウェイパワーシートは、2019年モデルでは全モデルに標準だっただけに、ラインナップ改変がいただけない。

ここを注意して、シートの素材を選びましょう。

リアシートヒーターはつけますか

Momentumに、さらに課せられる試練(笑)リアシートヒーターの有無です。これを「クライメートパッケージ」として¥60,000で設定されています。

具体的には、リアシートヒーター、ステアリングホイールヒーター、ネットポケットの3点セットです。

なお、「クライメートパッケージ」は「レザーパッケージ」とのセットオプション。「レザーパッケージ」の装着をしなくても、「プラスパッケージ(Momentum用)」で装着する事ができます。その場合、ネットポケットはつきません。(でも価格は同じ¥60,000円!)

ちなみにInscriptionもプラスパッケージでの装着ですが、こちらのオプションは40万円のセットオプション。安くリアヒートシーターつけたければ、Momentumですね。

ここは正直に言って、装着をお勧めします。V60ほどの車格であれば、お客様をおもてなしするのに使用する機会もあるでしょう。雪の降る夜に上司を乗せる時のことを考えてください。リアシートの居住性は並み居るボルボの中でも最高峰。まずはそこまではクリアー。その先です。

 

上司「いやーこんなに雨が降るなんてね。寒かったねー。」

あなた「お疲れ様です。ご自宅までお送りしますよ。たしかここから、近いと記憶していますが。」

上司「助かるよ!ボーナス査定あげておくからさっ!」

あなた「あはは!ご冗談を!よろしくお願いします!」

 

と、ここまでは良かったのです。クライメートパッケージを付け忘れたあなたに悲しい運命が。

 

上司「ガタガタガタ。さすがにエンジンが温まらないね。」

あなた「あわわ。。。ヒゲが凍ってきていますよ」

上司「君は暖かそうだね。若さの差か。。。んん!?君のシートは暖かいじゃないか。」

あなた「ええ、シートヒーターが入っておりまして。。。」

上司「ならば、助手席に座らせてくれたっていいではないか!鬼か!?ボーナスは無しだ!」

 

まあここまで言われるとパワハラに近いですけどね☆ ではクライメートパッケージをつけると?

 

上司「ガタガタガタ。さすがにエンジンが温まらないね。」

あなた「今、シートヒーターを付けましたから、すぐに暖かくなりますよ。」

上司「ああ、ありがたい。ヒゲが凍りかかっていたんだ。助かったよ。」

あなた「雪に変わってきましたからね。」

上司「君も寒かろう。手がかじかみそうだ。ハンドルさばき、気をつけなよ?」

あなた「こんなこともあろうかと、ステアリングホイールヒーターを付けてあります。上司の命を預かるのですから当然です。」

上司「なんて気が利く優秀な部下なんだ!来季は昇給だ!」

 

え?いつまでやるんだって?あはは。。。まあ、おもてなしは日本人に備わった”社会性”です。たった¥60,000でこれだけシチュエーションを変えるパワーがあるのですから、選んで損はしないでしょう。

[Inscription]テイラードダッシュボードは付けますか

ダッシュボードを手縫いのステッチ付き革素材でコーティングしてくれるのが、テイラードダッシュボード。インスクリプションの上質感に似合う風合いが素晴らしい。

この装備、2019年モデルではInscriptionに標準装備でしたが、2020年モデルからは「プラスパッケージ」にセットオプションに。しかもパノラマガラスサンルーフまで付けて¥450,000という高額オプション。

なぜサンルーフとセットなのか、正直意味のわからないセット化。ですので、値引き交渉の際に使ってください。

プラスパッケージはつけるが、これだけ高額なオプションにしただけのサービスはあるんだろう?」ってね( ´∀`)<ボクアクドクナイヨ

ちなみに、パノラマガラスサンルーフは単体装着可能です。ほんと、意味わからない。

インテリアデザインは決まりましたか

V60ダッシュボード

このデザインはMomentum専用の「アイアン・オレ アルミニウムパネル」です。

Inscriptionでは「ドリフトウッド」が標準。テイラードダッシュボードで一緒に写っています。

そのほか、

ボルボNewV60の運転席
出典:Volvo Car

「リニアライム・ウッド」という、渋いテイストにも変えられます。クルマで一番見るのはインテリア。お好きなシチュエーションでパネルを選びましょう。

MomentumInscription
アイアンオレ アルミニウム標準
ドリフトウッド標準
リニアライムウッドOP
メタルメッシュ・アルミニウムOP

この通り、Momentumは変えられません。同じ形なんだから、付けさせてくれたっていいじゃない。

また、ボルボは伝統出来に何種類かのインテリアカラーがボディカラーと合わせて設定されています。ここまでにも、白い内装、黒い内装どちらの写真もご覧になったことでしょう。

ボルボでは黒い内装を「チャコール」、白い内装を「ブロンド」と呼びます。天井も含めて3種類のインテリアカラーがありますので、ボルボデジタルカタログで確認しておきましょう。

エンジンは3種類 プラグインハイブリッドも悩ましいですね

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ボルボの素晴らしいDrive-Eエンジン

ボルボV60は、ガソリンエンジンの「T5」とプラグインハイブリッドの「T6 TwinEngine」、「T8 TwinEngine」と3つのバリエーションが揃っています。

先代に存在した「T3」や「D4」などのお求め安いモデルはありません。スポーティな「T5」がエントリーエンジンです。プラグインモデルにMomentumが登場して買いやすくなりました。そろそろ視野に入れたい人もいる事でしょう。

Drive-E ガソリンエンジン T5

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わずか1,500rpmから最大トルク350Nmを発生させ、その勢いが4,800rpmまで続くという、理想的なフラットトルク型ガソリンエンジンがこれ。

V40やXC40ではスポーツモデル R-Design に装備されるクラスのエンジンですが、V60でもスポーティさは衰えません。街乗りの扱いやすさ、高速道路でのパワー。日本の道路事情では適度な余裕があり、疲れ知らずで走れちゃうエンジンです。

燃費は12.9。ちょっと惜しい。もうすこし燃費が伸びると嬉しいですね。

Drive-E プラグインハイブリッド T6

volvo-engine-paformance-B4204T46

ガソリンエンジン「T5」をベースに、プラグインハイブリッド化したモデルです。エンジンの出力こそ「T5」エンジンと同等ですが、追加されるモーターは87ps/240Nmとなかなか強力。フル充電していると40kmほど走行できるそうで、自宅に充電設備ができればガソリン入れなくても毎日動けちゃう。

システム合計出力は340psをマークするので、瞬間ダッシュは明らかにT6 TwinEngineに武があります。

Drive-E プラグインハイブリッド T8

volvo-engine-paformance-B4204T34

ガソリンエンジン「T6」がベース。V60には搭載されていませんが、XC60には装着される最大ハイパフォーマンスエンジンがベースです。システム合計出力は390psというモンスターマシンですが、T6と同じモーターを積んでいて環境にも配慮がされています。

高速道路ではブイブイ言わせて、街中では静かに走る。T6 TwinEngine共々電気式AWDとなるので雪道にも強く、オンロードでも強い。T8 TwinEngineを搭載する車種の中では圧倒的に軽いので、最強エステートが欲しければボルボV60 T8 TwinEngine一択でしょう( ^ω^ )

V90も視野にいれましょう

ボルボV90の左サイドからの写真
プレーンでありながらラウンドしたボディラインが美しいボルボV90

例えば、V60 T6 TwinEngineを以上で考えているのなら、V90 D4 Momentumという選択もありです。

価格は¥7,090,000と高価ですが、Momentumにして本革が標準装備、プラグインハイブリッドよりも高い燃費のクリーンディーゼルD4が選択できます。気品溢れるエクステリアも最高ですね。

シートヒーターは前席は標準、後席はオプション。でも付けたいオプションはたぶんリアシートヒーターくらいです。むしろ、オプションなんてどうでもいいくらいに美しいエクステリアが最高ですね!

モデル価格
V60 T6 TwinEngine AWD Momentum¥6,590,000
V60 T6 TwinEngine AWD Inscription¥7,590,000
V90 D4 Momentum¥7,090,000

V60 T6 TwinEngine AWD Inscriptionに比べれば、サウンドは標準(でも330W!)だしファインナッパレザーは本革になってしまうし、装備の充実度ではInscriptionにはかないません。

しかしV90の鍛えられた美しいボディを手に入れられる。ボルボのフラッグシップの1つですからね。中途半端に行くよりも、最高のクルマに手を出すのもいいですよね!

スマボで検討すると支払額が多い場合があります

もしも値引きが無い状態で購入しなければならない場合(オプションをつけたら先行発注した中に希望車種がなく、工場への特注になる場合)は、値引きは0円と言われると思います。

そんな時は、スマボはオススメです。スマボは値引きは無いのですが、5年後のリセールバリューを考慮した残価をもとにして、使用料を決めています。

その中には自動車税やメンテナンス費用も含まれていて、あとは保険と3年目の車検、4年目以降のメンテナンス費を配慮すればOK。

しかし、そのお得効果はせいぜい20万円くらい。

値引きで20万円を超える場合は、ローンを組んでいても購入のほうがトータルで安くなりますし、スマボ契約では5年後に返却になるので、長く乗りたい人にはおすすめしません。

詳しくは、下記の記事で検証しています。確認してください。

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おまけ ボルボ販売会社 ボルボ・カー・ジャパン

日本とスウェーデンの国旗

今回の記事で、ちょくちょく悪態をついた(笑)私ですが、文句の対象は日本の正規販売代理店「ボルボ・カー・ジャパン」です。

正直この会社、ボルボ本来の良さをスポイルし、値段をあげて粗利を多く取ろうとしているのが目に見えてわかります。

テイラードダッシュボードのプラスパッケージ組み込みなどは、前年モデルよりも改悪。

 

about-VOLVOでは多くのご意見を頂戴し、ボルボカージャパンへ送信しようと試行錯誤しています。(^^)

応援よろしくお願いします!

まとめ 9項目チェックは完了しましたか

ここまでお疲れ様でした。

ボルボV60はグレード展開が2種類しかなく、しかもMomentumはレザーパッケージありきです。付けられるオプションも少ない。

ボルボ側で用意したラインナップを気にいるかどうか。そこの見極めにaboutVOLVOの情報を使っていただけたら幸せですね。

なお、ボルボV60は派手さがなくて質実剛健。これはボルボの昔からの流れです。カーオブザイヤーを受賞したXC60、XC40と見比べれれば一目瞭然!地味!でも、これがいいんです。見た目に固執せず、1つ1つの装備の醍醐味を味わう。いいクルマだな、自分にとって最高のクルマだ、と噛み締めながらハンドルを握る。

ですので、カーオブザイヤーは取れなくても、V60を選んだあなたにとって紛れもなく最高の一台になります。だからこそ、慎重にじっくりと装備を吟味し、何度も試乗して決めてください。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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