【試乗記】ゴルフヴァリアント優等生は魅力薄

今回は、ゴルフバリアント TSI コンフォートライン(1.2L)の記事です。

なぜボルボのファンサイトにゴルフの試乗記があるの?

それはやはり、ゴルフはあらゆる自動車のベンチマークであり、ボルボV40と真っ向勝負するサイズだからですね。

さらに言えば、ボルボ寄りの私の意見がどれほどの信頼感があるか、お分りいただけるベンチマークにもなると思います。

車を、特に300万円台に入る車を選ぶときは、是非ゴルフには試乗しておくといいと思います。

今回は一部の項目だけですが、ボルボV40とゴルフの性能差を★マークで表示しています。

例によって、口調は雑誌の試乗記風です(笑)

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サイズが日本に丁度いいワゴン

交差点

ゴルフヴァリアントを試乗に選んだのは、ボルボV50の後継がV40となり、トランクサイズに若干の不満があるから。

その点、ゴルフヴァリアント(以下、ゴルフ)はトランク容量も後席も広い。

ショールームにはポロ、トゥーランがあったが、家族みんな自然とゴルフヴァリアントに集まる。

やはりファミリーカーとしてはベストサイズだ。窓の大きさ、後席のシート出来は「なかなか」である。乗り降りもしやすく、扉の大きさ、バランスという基本的な部分も優秀だ。

パッケージングはお見事

ボルボV40 ★★★ なら ゴルフヴァリアント ★★★★ 

柔らかいのに芯がある逸品サスペンション

試乗車に乗り、エンジンをかける。

キュインという高音とともに、エンジンがかかるがすぐに静かな車内になった。

相当な静寂性なのか、はたまたエンジンが静かなのか。

聞けばこの試乗車は1.2リッター。なるほど、エンジンを小さくしてエンジン単体の静音設計をよくしているということか。

路上に出るところに、段差があった。これをトンという感じに柔らかくショックを受け止めた。

正直これはビックリだ。今までのどの車よりも、柔らかく、しかし芯を残すサスペンション。このサイズでは一番のサスペンションセッティングだろう。

サスペンションはクラス1

ボルボV40 ★★★ なら ゴルフヴァリアント ★★★★ 

強引に走らせないセッティング

走り出すと、路面のロードノイズを若干感じる。

しかしその音はうるさいとは言わず、適度に入ってくるので路面の状況がつかみやすい。ようは素直に、そして適度に調整されていた。

交差点で若干強引に曲がっても、足を踏ん張って素直に曲がる。曲がりやすい。

そして、その車のコントロールを助けるのが、広い視界だ。適切なドライビングポジションを取ると、丁度フロントノーズの先が見える。

おかげで前の車との距離感も、車両の幅も掴みやすい。

この視界においては、ボルボV40に勝る美点である。しかしボルボV40は、そのフロントノーズに歩行者用エアバッグが入っている。悩ましい選択になる。

エンジンとトランスミッションも満足がいく出来だ。

1.2リッターエンジンはトルクがあり、1.8リッターくらいのエンジンに感じる。それを、DCTの素早い制御でシフトチェンジするのだ。

だが、1.2リッターではいささか不安な面もあった。パワーは充分と言うよりかはピッタリ。急加速は期待できない。

モアパワーが必要なら1.4リッターがオススメかも。

慣れもあるし ドライブの魅力はボルボが上

ボルボV40 ★★★★ なら ゴルフヴァリアント ★★★ 

文句が出ない

プレゼント

前者追従式クルーズコントロールもいい。前の車が止まれば、ゆっくり近づいて止まる。前の車が走り出すときは、ドライバーは1つ、アクセルを軽く踏んであげるといい。

また追従して速度を管理してくれる。楽である。

運転していて、何も文句が出てこない。

さて、私はこの車の匂い、何処かで感じたことがある。

ズバリ、トヨタのカローラだ。

色気を出さないドライバビリティは、万人が安全に運転するためには最高だ。トヨタカローラは日本人にとってのスタンダード。売れる車だからこその、細部のお金のかけ方も然りだ。

もちろん、全ての項目においてゴルフが上なのは、間違いないだろう。ゴルフは扱いやすさで頂点にいる。

しかし、無味無臭のこの車を、好きになれるところが見つからないのだ。そしてこの感覚が、カローラにとても似ているのだ。

扱いやすさはドロー

ボルボV40 ★★★★ なら ゴルフヴァリアント ★★★★ 

優等生ゆえに魅力が薄い

ドイツのイメージ

透き通るように素直なこの車は、例えば初心者には最高の車だ。きっと最初にすすめるであろう。

しかし、300万円を超える車なのである。他の車に勝る、何かが欲しいではないか。

ボルボV40には、内外装のデザインで負けている。BMW1シリーズには、レイアウトで負けている。

ものすごく良く出来ている、優等生だからこその魅力のなさ。これが弱点だ。

いまやダブルクラッチもダウンサイジングターボも、他のメーカーも持っている。ゴルフにはゴルフらしい、新しい特徴を期待したい。

魅力が無いのが魅力なのか?

ボルボV40 ★★★★ なら ゴルフヴァリアント ★★ 

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