Meeting!!オシャレで賢い輸入車達の先進安全機能の差を考える

2019年6月26日日付の記事では、「オシャレで賢い車選び!クリーンディーゼル輸入車7選 2019年度版」と称して久々に輸入車サイトを回って情報を集めました。

aboutVOLVOとしてはランキングであろうが紹介であろうが、それぞれテーマを作ってこだわった視点で記事を書いています。今回選んだ7車種はクリーンディーゼル+安全性能。その先進安全性能には、随分差があるなと感じました。

今回のお話は、オシャレで賢いクリーンディーゼルを紹介している中で感じた各輸入車の先進安全性能について、各社の意識の差を考えていきたいと思います。

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新コーナーのお知らせ

ところで、今回は記事の書き方がいつもと少し違います。

小説のようなものやドキュメンタリー、座談会など様々な記事の形態を考えているaboutVOLVOですが、今回も(ウケが良いかはわかりませんが)新しい形態の記事を書きます!

 

私はaboutVOLVOの管理者マコ(20歳大学生設定!)。日本国内の某所で、いつもの3人で集まりました。

マコ「よろしくお願いします。今回は座談会ではありませんが、ご登場お久しぶりです。」

いつもは”座談会コーナー”で登場していただいている、私+ほか2名。30歳技術系会社員ですが輸入車が好きな、2名の子持ちのエイジさんと、40歳会社員で自動車全般について広く浅い知識を持つシンゴさんです。

エイジ「よろしくお願いします。しかし”クリーンディーゼル輸入車7選”記事、お疲れ様でした。いつもより時間がかかっていたようですね。」

エイジさんは私より年上ですが、いつも敬語です。紳士ですね?

シンゴ「世の中の会計上の締めが、年4回になりつつあるからね。6月末は忙しい。私もヒーヒーいってたよ。」

シンゴさんは少し親分肌ですが、私たち(マコとエイジさん)の雑談暴走を食い止めてくれます。一人で暴走するときもありますけれど。

マコ「今は2日に1回の記事更新を心がけているのですけどね。さすがに身体が動かなかったのと、いつも調べないWEBページを巡るのは大変です。」

エイジ「でも、輸入車も扱うaboutVOLVOですしね。たまにはボルボ以外の記事も書きたいでしょう?」

マコ「はい。前回の記事は、完全にSEOを狙っています。”輸入車 ディーゼル”で結構上位に記事がありましたので、さらに上にいく作戦ですよ(笑)」

シンゴ「それで、今回はその続編で座談会、ではないと聞いたけれど。どんな趣向かな?最近出番がないから、このまま終息するのかと思っていたよ(笑)」

終息!久しぶりとは言いましたが、それほどまでとは。。。すみません。。。

マコ「aboutVOLVOはいつでも、新しい記事の見せ方を研究しています。今回はその一環で、見る人が文章を楽しみながら、考えて理解する面白さも感じて欲しくて、このような展開になりました。」

シンゴ「このような?座談会とは違うの?」

マコ「はい! ミーティング です!!」

 

新コーナー【Meeting!!】とは?

ひとつの会議室で資料を見ながら、会議を行なっている様子を再現するコーナー、それがMeeting!!です。

テーマに関連する資料を提示しますが、ブロガーの気持ちを込めた記事を一方的に読むのではなく、読みながら自らが考え、楽しむことを目的としています。

有益な会議における「気づき」が再現できればいいなと考えています。

 

感じることがあれば、コメントに入れてくれたら嬉しいです!

 

エイジ「ハードル高くないですかこれ。もしや会議っぽくしたいから、私たちが召喚された?」

マコ「はい!サモンです!座談会とも通常の記事とも、一味違うものが書けると嬉しいです!」

シンゴ「ああ・・どのような記事に仕上がるのか、書いてる本人もわからないようだね。とりあえず今回のテーマ”輸入車の先進安全性能の意識の差”を一緒に見ていこうか。」

安全性能の差

エイジ「しかし確かに、クリーンディーゼル7選のクルマの安全性能には差がありました。モデル末期のクルマもあるので何とも評価しづらいですが、そもそもボルボV40だってモデル末期なわけで、機能がかすりもしないBMWやMINIについては、安全性能より車の魅力と言わんばかりでしたね。」

マコ「はい。調べていて感じたのは、今や軽自動車にも搭載されようとしている歩行者・自動車対応ブレーキが辛うじてあるかないか、みたいなクルマが多いこと。

シンゴ「なら、本当に安全性能が劣っているのか確認してみよう。機能のベースはボルボでまとめてみようか。」

V40A2d2ATTig308C5MI
サイドエアバッグ
ニーエアバッグ
カーテンエアバッグ
歩行者エアバッグ
歩行者対応ブレーキOP
クルーズコントロールOPOP
レーンキープOP
ブラインドスポットOP
標識検知OP
アクティブハイビーム
リアビューカメラOPOP
360°カメラOP
車間警告OP
スタビリティコントロール
トラクションコントロール
V40=VOLVO V40
A2d = メルセデスベンツA200d
2AT = BMW 2シリーズ xDriveアクティブツアラー
Tig = フォルクスワーゲン TiguanTDI
308 = プジョー308GT BlueHDi
C5 = シトロンC5エアロクロス
MI = MINI クーパー

先進安全機能で世界一を行くボルボを基本に表を作った。ボルボの先進安全機能はもっと沢山の項目があるが、ここに記載したのは名前から比較的意味のわかるものを選んでいる。

●の数でわかるが、先進安全装備を充実させているのは、ボルボ、フォルクスワーゲン、シトロエン。この3社に共通することは、「庶民の為のクルマづくり」ができるということ。ボルボは日本ではプレミアム化を目指して施策を施しているが、本国スウェーデンでは幅広い顧客層に支持されるよう、安価なグレードも用意している。

フォルクスワーゲンはドイツの庶民カー担当で、自動車の先生といわれるゴルフを作っているメーカー。むしろ世界の庶民カーかもしれない。

シトロエンはPSAグループに所属。プジョーシトロエンの合同グループであり、エンジンや安全装備は共通化を図っているのがスペックからもわかる。

フォルクスワーゲンの先進安全機能は充実している

フォルクスワーゲン セーフティ
出典:フォルクスワーゲン セーフティページ

マコ「ざっと見た感覚では、ドイツ勢はフォルクススワーゲンが安全装備を充実させていて好印象。標識の認識こそ機能として見つかりませんでしたが、そのほかはほぼパーフェクトでした。」

エイジ「”同じようなデザインの車に飽きていませんか”というポップアップがWEBページに出るのは面白い。自虐かと(笑)。主要諸元にたどり着くのに時間がかかるなどWEBページの作り込みにはハテナがつきますが、安全装備の充実は嬉しいですね。」

シンゴWEBページを見ているとさ、その会社の安全性への取り組み方や姿勢がわかるよね。フォルクスワーゲンは画像が少しうるさいけれど、セーフティにすぐにたどり着く。

マコ「実際見つけやすいかどうかは重要です。私もそうですが、WEBページで情報収集する人がほとんどの時代ですから、ぐるぐる同じページへのリンクを繰り返すようではうまく編集しているとは言えませんね。」

メルセデスベンツは先進安全機能をオプション設定

メルセデスベンツ セーフティ
出典:メルセデスベンツ インテリジェントドライブ

シンゴ「WEBページの構成も関係しているのかもしれないけど、メルセデスベンツは車間距離警告機能が見当たらないね。対向車が来た時に自動的にハイビームをカットするアクティブハイビーム機能も見当たらない。A200dは最新モデルなのにね。」

マコ「ほかの機能に統合されているのかもしれませんが、その文面も見つかりません。」

エイジ先進安全機能がオプション装備化されています。推奨オプションとしているのでオプション装着済みを輸入するのでしょうけれども、その分必ず定価からは値段があがります。」

マコ「日本の販売会社の施策によるところでしょうけれども、価格を下げるのを優先とするのか、安全装備を装備しておくかと考えた時に、敷居を低くしたいメルセデスが価格を優先した結果でしょう。私はこういう、価格で来店してもらおう戦略は気に入りませんね。」

シンゴ「ボルボもV40 T2 Kineticがそうだけどね(笑)」

しまった、他者批判をして自分の首を絞めてしまいました。気を取り直します。

BMWの先進安全機能は急速に整いつつある

出典:BMW JAPAN セーフティページ

マコ「BMWは機能が少なく見えます。BMWの名誉の為に言っておきますが、先進安全装備が無いわけではありません。2シリーズアクティブツアラーに搭載されていないだけで、次期型が出れば装着されることでしょう。」

エイジ「BMW独自の先進安全装備もあり、例えば”リバースアシスト”という機能は、直近50mのステアリング操作を覚えてくれて、バック時のステアリング操作を記憶通り操作してくれます。私はこの機能を見て、細い山道で行き止まりになったときに、必死にバックしたことを思い出しました(笑)」

シンゴ「ナビのなかった時代は、よくやったよ(笑)この道は抜け道になるんじゃないかって、進んでいったら行き止まり、とかね(笑)」

マコ「ナビゲーションシステムが燃費の改善に効く、という事がよくわかる事例ですね(笑)」

エイジ「たしかに(笑)そもそも、知らない土地でわけのわからない路地に入ったりなど、しなくなりました。それでも“いざ”という時に、とくに大柄な輸入車なら、自動でステアリング操作をしてくれるのはありがたいです。

シンゴ「そうだね。ところで気になるのだけれど、BMWの先進安全機能は3シリーズ以上には搭載されている。1シリーズ、2シリーズではどうなるのだろうね。」

ドイツ3社はフォルクスワーゲンが安全性までしっかり考えて商品を提供している印象です。やはり推奨オプションだとしても、価格を安く見せるためにオプション装備化するのは今の日本に合わない気がします。399万円+安全装備オプション代よりも、430万円で安全装備がフル装着のほうが、聞こえがいいと思います。

プジョーの先進安全機能は抑えるところは抑えるかたち

プジョー308セーフティ
出典:プジョー308

マコ「ドイツ勢に比べて、輸入車を購入する目的に”プレミアム”がなくなるプジョーシトロエングループは、抜け目なく安全装備を装着していますね。」

エイジ「レーダー系の安全装備は早くから装着されており、普及価格帯の308でもしっかり装備しているプジョー。機能が少ないのはモデルの古さですね。そもそもリアビューカメラどころかナビゲーション機能もオプション装備。社外製も視野にいれてナビを装着できるモデルは希少だけど、今後は標準ナビと統合されていくでしょう。

シンゴ「私はどうしてもタコメーターが逆に回るプジョーが苦手だ(笑)」

マコ「ボルボV40だって、しっかりしたタコメーターは付いていないんです。新世代はしっかり付いていますが、無いよりはいいと思いますよ?」

エイジ「軽く脱線していますが(笑)」

シンゴ「ん?脱線ではないよ。燃費を上げるために回転数を上げないように走るのならタコメーターは欲しい。クリーンディーゼルなんて、大抵1,500rpm〜2,000rpmで加速できる。回転数とエンジン音のフェーズが取れるまでは、何度かタコメーターは見たいよね?」

エイジ「ん。。。そういう事でしたか。でしたらタコメーターの視認性は重要ではありますね。。。」

珍しい、エイジさんが言葉を失いました。

エイジ「でもまてよ、安全機能の話をしているはず。しかしクリーンディーゼル関係だから燃費の話も。。。んんん?」

エイジさんは考え中モードに入ってしまったようです(汗)話を続けることにします。

シトロエンの先進安全装備は充実を見せる

シトロエンのセーフティ
出典:シトロエンC5 エアロクロス紹介ページ

マコ「シトロエンC5はプジョーシトロエングループでは新しいモデルです。プジョーシトロエングループの安全装備への考え方がここでわかりますね。」

シンゴ「フォルクスワーゲンに次いで充実している安全装備類。シトロエンという名前の日本での認知の少なさを考えれば、オプション装備などにせず必要なものは標準装備にすることは大きな意味があるね。」

マコ「ニーエアバッグの装着が無いのは、フランスでは必要としないからでしょうか?」

。。。食いついてくるはずのエイジさんが考え中モード。。。

シンゴ「んー、エイジ君、燃費のことはいいから。。。ニーエアバッグがPSAグループには装着されていない事って、なんだと思う?」

エイジ「え?ああはい、すいませんね。実際色々調べても、ニーエアバッグが装着されていない理由はわかりません。前のモデルでは搭載されていたようなのですが。最新の508にも搭載されないようなので、何か代替え手段を手に入れているのかもしれませんね。」

マコ「ニーエアバッグひとつでケチをつけるわけにもいきませんが、せっかく充実した安全装備の数々ですからね。改善するといいですね〜。」

MINIの先進安全機能は充実を図ってほしい

MINIのセーフティ
出典:MINI セーフティページ

シンゴ「今回の比較の中で、劣悪といっていいのはMINI。歩行者対応自動ブレーキ、レーンキープなど、ドライバーが安心できる仕組みが入っていないね。WEBページのセーフティを見たが、画像での説明はあたかも歩行者を認識しているように記載されているが、諸元表にもムービーにもその記載はない。」

エイジ「モデル末期だという話もありますが、ほかのメーカーに比べて意識が低いのはよくわかります。自動車への理解が少ない人も乗る可能性のあるMINIは、社会的責任を考えればもう少し装備の充実を考えたいところですよね。

マコ「その社会的責任の考察の結果が、クルコンを標準装備なのかもしれません。BMWではオプション装備ですから。BMWグループが安全装備装着に消極的だったのは明白ですね。」

シンゴ「意識というよりは、あのセーフティページは詐欺になるよ。歩行者対応ならそうと、そうでないのなら、画像を消すべきだね。」

なんとなくMINIは、先進安全機能なんて考えなくても売れてしまうと考えているのかもしれませんね。安全装備もしっかりと充実させることができれば、それこそデザインの水準の高いMINIはプレミアムカーになれる気がするのですけどね。

VOLVOの先進安全機能の王者っぷりは変わらず

ボルボのセーフティ
出典:ボルボ セーフティページ

マコ「それにしても、さすがに安全装備の充実をうたっているだけありますね、ボルボは。」

シンゴ「VCJのディーゼルNo施策には困ったものだけど、安全装備の標準化は評価できる。まあこれで、足して引いて0ってところかな。」

エイジ「足し引き0だとしても、燃費は21km/Lを超えています。せっかく良いディーゼルエンジンを持っているのに、輸入しないなんてもったいないです。」

ボルボについて語り出すと止まらなくなりますので、興味がある人はaboutVOLVOの記事を沢山見てくださいね。

日本法人の考え方もある

ボルボロゴ
日本法人とメーカーの意識の差とは

安全装備のオプション装備などは、日本へ輸入している法人の考え方、戦略も関わってきます。

ボルボは安全装備の先駆者ですから、そこをアピールする意味も含めて最低モデルの最低グレードでも安全装備はフル装備。V40は2013年に輸入開始されましたが、年次改良毎に安全装備を増やしていき、他者には絶対に負けない先進安全機能の充実を見せました。

プレミアムメーカーとしては認知されていないフォルクスワーゲン、シトロエンは、裕福な人だけが買う車ではありません。購入年齢層に幅が出ますから、安全機能を充実させておくことで自社のクルマの事故率を下げたいと考えているのが見えます。この考え方をMINIにも欲しいところです。

メルセデスベンツ、BMWはオプションパッケージ化されていますが、近年の誤操作報道に見られるように高齢者が事故を起こすことが増えていることを考えれば、特に日本において価格帯の比較的高い両社は、もう少し安全装備にの装着に積極的になってほしいところです。

マコ「そもそも、安全装備の開発を自社で積極的に行なっていくのか、サプライヤーに任せているのかで随分と充実ぶりが変わってきそうです。日本法人としても、そもそも機能がなければ付けようが無い。」

エイジ「もしサプライヤー任せだとしても、小変更などで充実させて欲しいとは思いますけどね。デバイスの追加は社内システムの追加でもありますから、消極的になるメーカーもあるのでしょう。」

シンゴ「その最もたるがMINIなんだろうね。MINIを叩きたいわけではないのだけれど、ここまで装備の差が出てくると考えものだよ。」

マコ「MINIはBMWの開発ですよね?2シリーズアクティブツアラーに見られるように、以前のBMWは先進安全装備に消極的だったと考えていいのでしょうか。」

シンゴ「価格の安いラインナップでは、そう捉えられても仕方がないかもね。さっきも言ったけど、先進安全装備は3シリーズ以上でラインナップが充実してくる。」

エイジ「先に述べている通り、比較的ご高齢のドライバーが選ぶ3シリーズ以降はしっかりと装着できるようになっています。技術は持っているわけです。技術に誇りをもつ集団ですから、次期1シリーズを見た時にどれくらい安全装備をつけてくるかで、安全装備に対する本当の意識の高さがわかるでしょう。」

マコ「400万円の価格帯であり、都会での短距離移動手段としてのボディをもつ2シリーズアクティブツアラーです。そもそも意識が高ければ、しっかりと装着されている気がします(笑)」

シンゴボルボの考え方が先を行っていたと考えるのがいいかもね。フォルクスワーゲンや、プジョーシトロエングループは追従した。日本では先進安全機能で車を買う人は少ないけれど、良いと思うことにしっかり対応するのは、日本法人で比較的意識の高い会社だと見ていいよね。」

増える重量を懸念するのは正義か?

volvo-engine-4cylinder
ディーゼルエンジンは重量差を燃費で打ち消す実力がある

エイジ「さんざんBMWとMINIが叩かれたわけですが(笑)車の電子デバイスの増加は、やはり重量増に関わります。電気も使います。過剰装着に懸念を示す人もいるかな、とは思います。」

マコ「ボルボの考え方とは真逆ですね(笑)」

エイジ「いえいえ、燃費に関わる重量増を考えると、手放しに良いとは言えないです。もちろん重量に関係しない改変はしてほしいですけどね。」

シンゴ「必ず装着するもの、たとえばヘッドレストなどは、鞭打ち防止機能は全てのクルマに装着してほしい。360°カメラなどは便利機能なので、オプションで良いのかもしれない。カメラのコントローラーだって重いよね。」

マコ「でも、安全装備を装着したとしても、燃費が良ければ良いのではないですか?」

モデル重量燃費●の数
V40 CC1,550kg21.2km/L14
A200d未発表(参考 1,445kg)23.3km/L9
2シリーズアクティブツアラー不明(参考 1,500kg)20.0km/L8.5
Tiguan1,730kg17.2km/L13
308GT1,470kg18.7km/L8
C51,640kg16.7km/L11
MINI1,490kg22.0km/L6.5

紹介モデルの重量と燃費、そして安全機能の数をまとめた。

また、燃費を比較すると、SUVは不利になる。そこで重量に燃費を掛け算し、さらに安全性能「●」の数をかけ、数値をわかりやすくするために10,000で割り算する事で指数を導き出した。

モデル指数
V40 CC4.6
A200d3.0
2シリーズアクティブツアラー2.5
Tiguan3.8
308GT2.1
C53.0
MINI2.1
安全装備の装着率の悪いBMWやMINIは燃費はそこそこだが、指数で見ると成績は振るわない。各モデルがクリーンディーゼルを搭載しており、燃費の実力差が少ない状況では、安全装備を装着せずに重量を落とすことは正義にはならないようだ。

エイジ「ああ、やはり指数に換算すると、こういう結果になるんですね(笑)プジョーは少し可哀想だけど、走りを楽しむクルマでし仕方がないかな。」

実にボルボに有利な指数ではありますが。。。作っていてボルボ以外のメーカーには申し訳ないとおもいつつも、自動車の安全性能にこだわるならストイックな数値も出さなきゃ。。。

マコ「本来であれば、こういう指数計算を行うのでしたら安全装備を全項目表記するべきではあるのですが。。。」

シンゴ「いや、その必要はない。ボルボに搭載されていて、ほかの輸入車が搭載していない機能なんて沢山あるんだ。指数に差がもっと出てしまうよ。」

エイジ「調べればわかるけれど、この指数とWEBページでの安全機能の探しやすさはリンクしている。ボルボはトップページにセーフティのリンクがあるが、BMWは車種を選んでも出てこない。意識の差と見ていいと思いますよ。」

マコ「指数では同着3位のメルセデスベンツとシトロエンが、車種を選んだそのページで安全性をアピールしている点が同じなのが面白いです。そして実は、ボルボよりもセーフティが探しやすいのはフォルクスワーゲンでした。」

シンゴ「トップページに大きな画像でリンクを貼ってある。先進安全機能と、フォルクスワーゲンの得意とするファミリー層。顧客が何を求めて自分のディーラーに来てくれるのか、よくわかっているんだろうね。」

エイジ「それを言えば、BMWやMINIも自社に来るお客様が先進安全機能を求めてくるわけではない、という事がわかっていると考えられます(笑)」

シンゴ「そうだね(笑)あ、でもMINIもトップページに大きなリンクがあったよ。表記の正確さに不安はあるけどね(笑)自動車の安全性能の開発が追いついていないのだろうね。」

安全性能の意識の差は埋まるだろうか

クルマのエラー

しかし、いままで自動車メーカーは”走り”や”快適性”を重要視してきました。ここで安全性能を柱に据えてきたボルボやフォルクスワーゲンは、世界のファミリー層から一定の需要を得る事ができます。むしろ”高級自動車”を作り、人々の憧れや目標になるメルセデスベンツやBMWは、プリクラッシュセーフティ、衝突しない安全性能などに力を入れて、必要な時代なのだとアピールするべきではないでしょうか。

フォルクスワーゲン、プジョー、シトロエンは早々に気づき、着実に装備を整えつつあります。ボルボは世界で100万台も販売していませんから、まだまだ自動車業界への説得力が乏しい。フォルクスワーゲンが装備の拡充を行う意味は、世界の自動車メーカーが追従する意思をもつだろうと考えられます。

マコ「今後、世界の自動車メーカーは先進安全性能について、どのように進むのでしょう?」

シンゴ「むずかしい顔をしていると思ったら、そんなこと考えていたんだ。」

マコ「え?顔に出てました?(笑)」

エイジ「おおいに(笑)」

シンゴ「その答えは難しいね。衝突安全性についてストイックに捉えて突き進むボルボは、いわば自動車業界の安全性能の開発責任者だ。そしてマッドサイエンティストとも言えるでしょ。ボルボはこの道では絶対に負けないという意思を感じるし、それで良いと思うね。商売に直結するかはわからないけれど。」

エイジ「そうですね。先進安全性能について開発こそすれ、やはりサプライヤーの力は必要です。サプライヤーは一定期間後に他社へ売り込むことを契約条項にいれているでしょうし、そうしなければ儲かりませんしね。そして、良い安全機能は普及する。その結果がフォルクスワーゲンの先進安全性能の高評価です。」

シンゴ「軽自動車へも搭載されるのだから、デバイスが安価になった事がわかる。これは良い事だけど、先を行くメーカーはどれほど得をするか(笑)」

まとめ

ボルボのエアバッグ

マコ「機能の開発の構図は変わらない、という事ですね。。」

エイジ「変わらなくていいんですよ。」

マコ「はい?」

エイジ「市場をリードする会社には、儲からなくても名声は与えられます。ボルボはそこをアピールするのは下手ですけど、過去にも特許料を支払わなくてもいいから使って欲しい、と情報公開した会社はいくつもあります。そこを理解した顧客が選ぶ、こだわりのクルマ。その人にとってのプレミアム。ボルボはその線でいいと思いますけどね。

シンゴ「いいことを言う(笑)。フォルクスワーゲンは特許料くらい払えばいいんだ、とは言わない(笑)。フォルクスワーゲンは普及を担う自動車会社。これはトヨタもそう。日本では安全性能はスバルが担っている。同じ構図だよね。」

マコ「願わくば、先進安全性能にもっと人々が意識を傾けて欲しいです。日本でも世界でも、悲惨な自動車事故は繰り返されています。移動することは、乗る人だけでなく歩く人にも危険なこと。その危険をできるだけ0に近づける。この基本的な考え方を意識する会社のクルマが売れる時代が来るといいですね。」

 

以上で今回の記事はおしまいです。楽しんでいただけましたか?

評判によって記事の書き方を研究していますが、たくさんの人が少しでも安全性に目を向けてもらえたら嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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