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車にまつわる特選!怖い話(2019年夏Version)

  • 2019年8月4日
  • 2019年8月4日
  • 特集
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日本の夏といえば怪談です。

草木も眠る丑三つ時、生暖かい空気か首筋にヒヤリ。え、いますれ違った人、足あった?あなたが見た顔はこんな顔かい?などなど、海外のチェーンソーガリガリのような派手さはなくとも、思わずひんやりする話は多いです。

今回はなんと、車にまつわる怖い話をお届けします。なんともチャレンジングな企画。みなさんも、車の怖い話を語ってみませんか?

ちなみに、恐ろしい話が多いので心臓の弱い方はお気をつけ願います。また、縁起を担いだため三話の次は五話に進みます。

また、第六話は車の話ではありません。あしからず。

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第一話 グランド・チェルキー

怖い話用 駐車場に止まるV40

それは、子供がまだ小さい頃の話です。

二人の小さな子供を連れて歩くのは大変で、私は自慢の愛車のリアシートに座らせて、買い物に出かけました。年の近い二人の子供は躾が行き届いており、リアシートで叫んだり動いたりすることもなく、新品のジュニアシートに腰掛けていました。

使い倒すつもりで買った愛車のシートはファブリックシート。汚れてもなにしても気にならないそれは、子供を連れて歩く私にはピッタリ。

向かったのは、まだオープンしたばかりの倉庫型スーパー。比較的高価な高級素材が、まあまあ割安な価格で購入できる会員制スーパーで、オープン当初から人気でした。

このスーパーに行くおめあては、良い食材を買うこともそうですが、割安なフードコートの食事を楽しめることもありました。特にホットドックはドリンクとセットで200円を切るプライス。このスーパーへ行く時には必ず食べるお気に入り。

この日も私と二人の子供は、買い物をすませるとフードコートへ行きます。しかし人気が人気を呼び、フードコートの席はいっぱいです。しかし季節は秋口、車で食べるのもいいかなと思い、食事を購入して車に向かうこととします。

「何が食べたい?」

「ソーセージ」

「私はあの、曲がってるやつ。」

チェルキーでした。砂糖がたくさんまぶされたそのアイテムは、子供の目に輝きを灯します。

「僕もそれがいい」

二人は意気投合したかのように、チェルキーを指さしていました。私もチェルキーとホットコーヒーを頼み、車へ向かいます。

そう、この時まさか、恐ろしい事が起きるとも知らずに。。。。!

 

秋風は気持ちよく、窓を全開にしたため、無機質な車の中を大自然の中のように気持ちよくしてくれます。

私は意外に美味しいチェルキーとともに、ホットコーヒーを楽しみます。このスーパーはコーヒーさえも妥協しないなあ、などと考えながら、子供が騒がない食事の時間を楽しんでいました。

ふいに、ブラウスに白い粉が落ちます。チェルキーの砂糖です。あぁしまったな、扉を開けて払わないと、と思った瞬間、大人でこれなのだから子供はどうだろう?という、頭の上から腰のあたりまで冷ややかな感覚に陥ります。

バッと後ろを向きます!

「ひぃぃぃぃいいいぃいぃ!」

チェルキーから滴る白い粉、子供の全身を包み込むばかりか、ジュニアシートの下へ侵入!

わさわさと子供が動くたびに、ファブリックシートに埋め込まれていきます!

「や、やめてぇえぇ!」

びっくりする子供達。小さい息子は、私の形相を見て半泣きの表情を見せます!

「ちょっと!おりて!おりてえ!」

子供がジュニアシートから降りるときでさえ、砂糖はシートに食い込む!練り込まれる!見えなくなる!!!

 

後日、ファブリックシート専用シートクリーナーで数時間。リアシートがピカピカになるまで磨く私でした。

秋風は木枯らしに変わり、寒さが身に沁みる出来事でした。

第二話 夜中に光る岩

怖い話用 迫る光

家族4人で夜中のドライブを楽しんでいる時の話です。

人混みの嫌いな私たち家族は、日が明けないうちに出発するドライブが好きで、その日も暗いうちから北欧エステートで中央自動車道を西へと向かいます。

山梨県がもう少しで終わろうかというところで中央道を降りた後、長野県方面への山道を走ります。この方面は定番のコースで、私たち夫婦がまだ若かったころから走りつづけていました。

この道、昼間はひまわり畑などがあり自動車の往来も多いのですが、夜中になると寂しさが広がります。街灯もない曲がりくねった山道。子供は星空が見えると大はしゃぎです。

 

ふと、前方に何か、光るものが横切った感じがしました。

いくら早朝といえども、空がしらやむ前の時間です。真っ暗な道を走っていれば、頭の片隅に昔聞いた怖い話がよぎります。

幽霊?ひとだま?

アクセルから足を離しブレーキへ、シフトをダウンさせ、ハイビームを前方へ向けます。

 

光は見当たりません。

 

消えたのか?消えたら消えたで嫌だな。寒いわけではないのに汗が出てきます。いつもと違う表情の私を見て、家内は思わず子供に静かにするように促します。

静まる車内。

聞こえるのは、エンジン音とロードノイズのみ。かけている音楽は耳に入らない。

先ほど光ったあたりを通ります。

 

何もなかった。。。

 

あってもなくてもいい、その場からすぐに走り去りたい私は、シフトを下げたままアクセルに力を込めます。加速する車。早くいきたいという、家族の願いも伝わってきます。

500mくらい、沈黙のまま走りつづけ、すると空が明けてきました。ルームミラーを見て緊張の顔を見せている子供たちに、声をかけます。

大丈夫、お父さんもお母さんもいるからね。

 

とその時!車の前方に大きな光が!岩が光っている!? あ、当たる!

「わあぁぁあああぁ!!!」

パニックブレーキ!最大の制動力で車は止まろうとするが!光は目の前まで迫る!

 

ぴょーん

 

え!?

車より遠ざかるように跳ねる光は、そのまま藪の中へ逃げていく!

そして「それ」はこちらへ振り返ると、正体を見せました。

 

鹿!?

 

光って見えたのは鹿のお尻。ヘッドライトで光ったお尻が、岩のように見えたのでした。鹿の体格はエステートのそれよりも高く、100kgは超えていると見られる大柄の身体はまるで、光る岩が迫ってくるようでした。

あの時、少しでもブレーキが遅かったらと思うとゾッとします。

第三話 招かれざる客

怖い話用 送風口

自動車に乗る時には、小さな虫が入ることはよくあります。

ですが、ネズミや猫はもちろん、カブトムシが入ってくるなんて話しは聞きませんよね。むしろカブトムシが入ってくれば大儲けですが、どちらかといえば甘い香りにつられて蟻が入る方が現実的です。

しかし、私は非現実的な「お客様」をお迎えしたことがあるんです。。。

 

車のインテリアはどちらかといえば、黒基調が多いです。私の車の車内も、おしゃれではありますが黒基調でした。

所々にウッドやメタルの素材がアクセントでついているので、目はそちらを意識します。すでに「お客様」が乗り込んでいることも知らずに。

その日も蒸し返すような暑さで、冷房を最大にしてしました。買い物に行こうと車を出したのですが、暑いその日は冷房の空気を身体に向けたくなります。隣に座る彼女もラフな格好で、私は心底楽しい気持ちでハンドルを握っていました。

そして、彼女がエアコンの風の流れを変えようと、送風口に手を向けた瞬間!

 

「きゃあああああ!」

 

え!?何!?何があった!?彼女に聞くと青ざめた表情でエアコンの送風口を指さします。

身体は震え、尋常ではありません。

車を止めて、私は指をさす方向を見ました。すると!

 

「な、なにぃぃ!?」

 

そこには乾燥しきった「Gkbr」が、ダクトの間に挟まっていたのです。

車をすぐにディーラーの方向へ向け、この異常事態の対処をお願いします。

 

処置後に聞いた話だと、この「お客様」はピンセットひとつで除去できたそうです。真夏になると、時々車内に「Gkbr」が侵入することはあるようで、もし同じことがあればディーラーへ来れば対応いただけるとの事。

あの「お客様」は、いったい何だったのでしょうか。。。

第五話 落とし穴

怖い話用 エスクード

その機能の搭載車に初めて乗ったのは、大型SUVを購入した時でした。

「おまじないのようなもの」という認識でいた私は、その機能の事などすっかり忘れていました。私だけでなく家内も運転するのですが、その機能は説明していない、というよりは自分も知らない、と言ったほうがよかったでしょう。

そう、あの事件が起きるまで、私たち夫婦は信じようとしなかったのです。

 

仕事が遅くなった私は、夜の12時過ぎに家内に迎えにきてもらう事にしました。

当時子供の小さかった我が家では、私を迎えに来るにしても子供も連れてこなくてはならなく、家内は大変だったことでしょう。しかし朝8時から夜の12時まで働く私は、子育てを手伝いたくても手伝えないでいました。

会社の近くに着いた家内に、もう少しで終わるから駐車場で待つようにお願いし、残った仕事をこなしていました。

 

ふと、会社の外から車の警笛が聞こえます。

警笛の音は一定間隔で鳴り響いています。こんな夜中に、迷惑な奴もいたもんだと感じながら、帰り支度を整えていました。

 

ピピピピ!ピピピピ!

私の携帯電話が鳴ります。家内からです。

「もしもし?」

「早くきて!」

異常を悟った私は、すぐに会社を出て待ち合わせの場所へ走ります。我が家の車はありますが、周りには誰もいません。しかし車は警笛をならし、ハザードランプが光っている!

何かが起きている、車内で何かが!

車へ駆け寄り扉を開けようとするが、開かない!見ると家内が恐ろしい顔で、リモコンキーの解鍵ボタンを押している!しかし扉はひらかない!

 

ばかやろー!何時だと思ってるんだ!罵声がかかります!しかしこちらは緊急事態だ!何とかしないと!

 

リモコンキーで開かない!? と、自分も鍵を持っていることを思い出し、解鍵するとすんなり扉は開きました。

車の警笛の代わりに車内から聞こえたのは、子供の警笛。

 

話を聞くと、車内で待つ時間に誰かに狙われないように、車内からリモコンキーで鍵をかけたようです。

鍵がかかっている状態で、車内で子供が動いたことにより、「イモビライザー」が揺れに反応。警笛で盗難者の存在を知らせるモードに入ったようでした。

その機能、「イモビライザー」が着いている車では、鍵をかけた車内に人は残さない。我が家の教訓になりました。

機能をしっかりと理解しないで陥った落とし穴。あなたもイモビライザーに気をつけてください。

(ボルボは車内でリモコンキーロックはできないようです。安心しています。)

第六話 寒い部屋

怖い話用 部屋

私がまだ小さかった時の、本当に怖いお話。(本当に怖いからね。)(とんでも話が嫌いな人はここまでにしましょう。)

北海道へ旅行に行った最後に立ち寄った宿で、私は姉と部屋にいました。両親はお酒を呑みにいくといい、部屋から出ないように言われていました。

日中に買っておいたお菓子を食べ、トランプで遊んだ私たちは、気づいたら部屋がとても寒いことに気づきました。

 

姉は私より4つ上の小学6年生、私といえば小学2年生で、まだまだ一人では判断のつかない年頃でした。

私が寒くて震えているのを見た姉は、敷いてあった布団に入り、先に寝てしまおうと提案。わたしは頷いて布団に入ります。

いくら北海道とはいえ、7月下旬はそこまで寒くはならないはず。と後に思いましたが、その部屋は本当に寒く、布団に入ってもなかなか寒さが解消されません。姉はエアコンのリモコンでエアコンを止めようとするのですが上手くいかず、やはり布団に戻ってブルブル震えていました。

両親はいつ帰ってくるのだろう。

携帯電話など無い時代、見知らぬ土地で知り合いも居ない街中では、子供二人で部屋から出るなど考えられない事でした。

 

時間にして、1時間経ったか経たなかったか。

相変わらず凍えるほどに寒い部屋に、異変が起きます。

部屋中に大きな音が鳴り響きました。竹を割ったような、木の幹が折れたような、乾いた音。

 

ピシ!

 

姉と顔を見合わせて、今何か聞こえたか?と話をします。しかし間髪入れず、また同じ音が。

 

ピシ!

 

先ほどよりも大きな音です。これは。

心霊番組でやっていた、あれです。ラップ音です!

さすがにマズイと思った姉は、声を荒げて言います。「外にでるよ!誰でもいいから、誰かに会おう!

着替えもせずパジャマ姿で、急いで入り口に向かいます。ラップ音と思われる音がまた、鳴り響きます。

 

ドンドン!

 

入り口を叩く音!

え!?親が帰ってきた!? 一瞬躊躇します。しかしそんな事あるわけない!鍵は親が持っていて、親は鍵を開けて入ってくるはず!

靴を履き、扉を思い切りあけて外にでる。フロントには誰かがいるはずだ!ホテルのエントランスへ向かい、走る、走る!

ちらっと後ろを見る。(誰もいない。。。!)わけがわからず、姉について走る私。。。!

 

気づくと、暑いことに気づきます。エントランスはエアコンが付いていない。人はいませんでしたが、外には歩く人が見えます。

ホッとして5分も経たずに、両親が帰ってきました。まさかココにいるとは思わずに、心配そうな顔でこちらに走ってきます。

 

 

両親と戻った部屋は、おかしな音は聞こえず、エアコンも操作ができました。

もしかしたら、両親が帰ってくる前に、私たち子供二人をさらってしまうつもりだったのかもしれません。

 

さて、この話には後日談があります。

このおかしな体験をした宿は、「郵便貯金会館」と言います。しかしこの建物は建て替えられ、今はありません。昔は心霊話では有名でしたが、ネット上からも削除されています。

あれほど怖い思いをした場所。8歳の時の記憶で場所などわからない私でしたが、思いもかけずその場にもう一度、足を運んでいたのです。

それは子供を連れて、冬の北海道へ旅行に行った時。ある1つの商業施設のカタログが私の目に止まります。その名も「マルヤマクラス」。

札幌の地下鉄に乗りたいと提案した私。4つの方面へ向かえる地下鉄で、郵便貯金会館の方向へ向かい、跡地の商業施設に足を運ぶ。8歳以降で札幌に行ったのはたったの2回。

こんな偶然、ありますか?

そしてこの事に気付いたのは、つい先ほどです。

 

今宵、何かが起きるかもしれませんね。

夏の怪談は時代遅れかも?

いかがでしたか?流石に最後の話は、少しはヒヤッとしたのではないでしょうか。

しかし私が一番怖かったのは、鹿です。目の前に現れた大きな鹿は、人のようには動きません。ですから、ボルボの大型動物対応のシティセーフティは、やはり優れものなのです。(V40は鹿は検知しませんでしたが。)

怖い話を聞き、教訓から予防安全を行う。これは人間にだけ与えられた特殊な技能です。(超自然的能力じゃないよ!?)

さあ、あなたの怖い話をコメント欄で聞かせてください。(そしてよろしければ、そのコメントを集めた記事にさせてください。)

 

本日はここまで!ありがとうございました!

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