【比較】高級輸入車の最安モデルで対決だ!その3 高機能装備編

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シリーズでお届けしている、高級輸入車の最安モデルで対決させて遊んじゃおう企画、その3!

今回は、高機能装備編です。

300万円を超える車の数々。車の素性へのお金の費やしたかはメーカー毎でさまざまですが、ユーザーにとっては関係のないことです。

300万円クラスに充分な車の基本性能を有していつつ、他にどれだけ素晴らしい機能がついているのか。

ボルボV40 T2とメルセデスベンツA180、BMW 118i Standardを比較して、もっとも優れているクルマはどれか選びます。

対決モデルはこちら

メーカー 車種モデル 価格
ボルボ V40 T2 Kinetic 2,990,000円
メルセデスベンツ A180 3,220,000円
BMW 118i Standard 3,170,000円

北欧のデザインカー、ボルボと、ドイツプレミアムカー代表、メルセデスベンツとBMWです。

高級輸入車メーカーは各社、300万円が日本でのボーダーラインと捉えているようですね。他のメーカーを見れば300万円を下回る、おねごろ輸入車も存在します。

けれども、しっかり乗れて、しっかり走れて、しっかりデザインされているクルマは、やはり300万円はくだらないでしょう。

「高機能装備編」では、各メーカーがもっとも「押し」ている点をピックアップして、対抗する力があるかどうか検証してみます。

真面目です!

ボルボ セーフティは快適性につながる

撮影:about-VOLVO

もう単純な話なのですが、ボルボは最下位モデルのV40 T2にも、上位モデルと同じセーフティ機能が組み込まれています。

エアバッグはカーテンエアバッグまで標準装備。そして自慢の「インテリセーフ」は、確かに最新モデルのV60などには追いつきませんが、できるかぎりの機能を搭載。

これらの安全機能は、ボルボが開発して世界のメーカーに広がる構図になっており、自動車事故が怖いようであれば、ボルボに乗っておくことをオススメします。

事故にあった時に後悔しないボルボ

ボルボで事故にあって怪我をしてしまったら、他メーカーで事故にあっても怪我をするのです。

「あの時、もっと安全なクルマに乗っていたら。。。」なんて後悔、ボルボ乗りにはありません。ボルボでダメだったら、他メーカーでもダメですからね。

でも、他メーカーでダメだった場合でも、ボルボでは助かる可能性がある。ここのところを、よーーく考えてクルマ選びをしましょうね。

もちろん、ボルボに並ぶ安全機能が付いている他メーカーのクルマなら安心かも。でも、パッケージオプションになっていることの方が多いですね。

最高の安全装備がついて、300万円を切る価格設定はもちろん、お買い得だね!

安全をつきつめたら快適になった

撮影:about-VOLVO

そして、レーダーや自動制御装備を多用して安全性能をつきつめた結果、標準装備になった嬉しい装備がこちら。

「全車速追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール」。

普通のクルーズコントロールは、車速は一定に保たれますが前のクルマへの対応はドライバーが行いますね。

ところがボルボのクルーズコントロールは、前に車が現れたら自動的にブレーキがかかります。前の車が加速すれば、ドライバーが決めた速度までは加速もしてくれます。

車が前の車線に入ってきても対応するし、自車が隣の車線に移る時も対応しています。

例えば、隣の車線に移ろうかなって思った時に、後方を確認してウインカーを出しますよね。

この時、隣の車線への移動が可能だと判断すると、ボルボは隣の車線に移る前に加速を始めます。結果、スムーズな車線変更ができるのです。

また、前の車が渋滞を発見して、徐々に速度を落とす時、ボルボも速度を落とします。さらに、前の車が停止した場合も、ボルボも停止します。

そして、停止からの復帰はボタンひとつ。渋滞中のドライブで、足が疲れることがありません!

これが安全機能の「インテリセーフ」に組み込まれている。ボルボ、すばらしすぎます!

他社の装備

装備 V40 T2 Kinetic A180 118i Standard
エアバッグ
フロントエアバッグ
サイドエアバッグ
ニーエアバッグ(運転席)
カーテンエアバッグ
安全快適装備
全車速追従機能つき アダプティブクルーズコントロール OP
車線逸脱警告/補助機能 OP OP
後進時警告&自動ブレーキ機能 OP

メルセデスベンツ A180は安全性能についても、そつのない構成ですね。

クルーズコントロールの車速追従についての記載はなかったので▲マークとしています。その他安全装備は、「レーダーセーフティパッケージ(24万円)」で搭載できます。

BMW 118i Standardは、後進時警告機能は5シリーズからとなっているようです。BMW、前しか見ないの??

「パーキングサポートパッケージ」を搭載すれば、リアビューカメラがつくのですが、ボルボV40 T2にはリアビューカメラは標準搭載です。

ボルボが安全性能については他メーカーには絶対に負けないの、お分りいただけましたか?

ハイ!メルセデス!

https://www.mercedes-benz.co.jp/

メルセデスベンツ A180の売り、今回はどうも、音声認識機能のようです。

ボルボにも音声認識機能はついていますが、私の声が悪いのか、まったく言うことを聞いてくれません。

A180はどうも、認識力の高い音声認識機能を前面に出して売り込むようです。

例えばこんな音声操作

「ハイ!メルセデス!いつもの音楽をかけて」

で、プレイリストの中から、たぶん再生回数の多いプレイリストを再生。

「ハイ!メルセデス!まだ着かねえか?腹へっちまったよ」

で、目的地には何時何分に到着の予定です、と回答。

「ハイ!メルセデス!今日なんか天気悪くないか?」

で、本日の天気はほにゃほにゃです、と回答。

「ハイ!メルセデス!なんか暑くないか?」

で、温度をほにゃほにゃ度に設定します、と回答してエアコン設定温度を変更。

 

うん。。。面白いかな。。。?

よくできているなあと感じるのは、「まだ着かねえか?」のようなべらんめえ調にも回答できる、としていること。

音声操作は正しく発音する必要があるのですが、ある程度の言葉のズレは認識しているようです。

あ、そういえば、A180って1ゾーンエアコンなんですよね。これって音声操作を楽にするためかな。

「ハイ!メルセデス!助手席に乗っている人が暑いって」で助手席側だけ温度を下げる、とかできれば、なおのこといいのですが。

ハンドルから手を離さずに操作できる魅力

メルセデスベンツAクラス

出典:メルセデスベンツ https://www.mercedes-benz.co.jp/

なんて茶化してみても、やはり音声操作は魅力的です。

複雑な操作をこなしてくれるのなら、なおのこといいですね。

ドライバーは前を見て、運転に集中するのが安全運転のベスト。様々なボタンを操作して上手い運転を見せつけるのは、いまの時代ナンセンスですよね。

例えば、彼女とディナーに行くとします。

A180で迎えに行き、彼女は助手席へ。

「ハイ!メルセデス!レストラン◯◯までガイドをしてくれ」

( ・∇・)ハイ、という声とともに、目的地を設定。

次に彼女が大好きなあの歌手のプレイリストを再生。(これ自体古いか。。。)

「ハイ!メルセデス!中西圭三が聞きたいんだけど」(ふっるー)

( ・∇・)中西圭三のおすすめプレイリストを再生します、なんて答えてくれて、BGMがかかり出します。

おっと彼女が寒そうだ。

リアシートに置いてあった膝掛けをかけてあげよう。(ここは音声操作じゃないよ!)

おしゃべりしていたら意外と空いていて、レストランの予約の時間よりも早く着きそうだ。

「ハイ!メルセデス!すこし夜景が見たいんだ」

( ・∇・)ハイ、ルートにベイブリッジを追加します。(え、これ出来たらすごいね)

出典:https://www.mercedes-benz.co.jp/

楽しい車内、綺麗な夜景。レストランで食事して、いいムードで彼女を送ります。

家につく寸前、メルセデスが喋る。

( ・∇・)オーナー、伝えることがあるのではありませんか?(絶対に無い機能)

手に汗がじわっと出るのがわかる。今日は結婚指輪を仕込んでいたのだ。メルセデスはわかっている。

( ͡° ͜ʖ ͡°)彼女さん、オーナーがあなたに伝えたいことがあります。オーナーは喋るのが苦手なので、わたしからお伝えします

えええ?困惑する彼女。あせるオーナー。

( ^∀^)オーナーは、あなたとけっ

とっさにエンジンを切るドライバー(笑)

このことは、自分の口から言いたいんだ。

 

数年後、5歳の娘に家内が言う。

この人は、車に急かされて結婚の申し込みをしたのよ(笑顔)

 

なんてね!?なんてね!?ちょっと脚色しすぎてるよね!

でも、この土俵に立ったのが、メルセデスベンツA180だということです。自動車の本質とは別のことに、しっかり真面目に対応してきたな、と感じました。

他社の装備

装備 V40 T2 Kinetic A180 118i Standard
オーディオ/ビジュアル&コミュニケーション
自然対話式音声認識操作
音声認識操作

もちろん、他のクルマにはまだ未搭載。

とはいうものの、大型ディスプレイ搭載でコントロール機能のついている新世代ボルボなどには、今後搭載される可能性は高いですね。

た だ し!現行V40 にはもちろん非搭載。音声操作はできるものの、限られた「コマンド」を用いてしか操作できません。

ここはボルボのフォロー、できませんぜ。ボルボさん早くなんとかしなくっちゃ。

ちなみにBMWも、2019年より「ヘイ!BMW」を導入するそうです。現状はスマホ連携機能が多少ついている程度。

音声操作の波は一気に加速しそうです。

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正義の50:50

BMW 1シリーズ

出典:BMWジャパン https://www.bmw.co.jp/ja/

ボルボがデジタルデバイスでの安全性能、メルセデスがコミニュケーション機能での安全性能を目指すとしたら、BMWはやはり車のコントロール性能での安全性能向上を目指しているのでしょう。

宿命のように重量配分50:50を目指しているBMW。その重量配分を目指すには、フロントの荷重をできるだけ少なくするかにかかっています。

リア駆動のBMWなら、駆動輪であるリアの荷重を多くするのは当然です。でないと、タイヤが空回りする、動力性能の向上なんて目指せないクルマになってしまいます。

日本だと、動力性能向上の為、スバルのVTD-AWDがフロント:リア比率35:65での強制AWD駆動をしていました。BMWはその上、車の重さを50:50にすることによる動力性能向上を目指しているわけです。

数々の動力性能装備

機能の紹介は難しいのですが、BMWには数々の自慢の動力性能装備が付いています。

エンジン部だけで、ざっと、以下の通り。

アルミニウム合金製クランクシャフト搭載 直列3気筒DOHCエンジン

エンジン縦置き

ターボチャージャー

高精度ダイレクト・インジェクション

バルブトロニック

ダブルVANOS

どの機能もBMWの最高のエンジンレスポンスには欠かせない機能。

さて、みなさんはどの装備に興味がありますか?

ダブルVANOS

出典:https://www.bmw.co.jp/ja/

ダブルVANOSというのは、吸排気両方につく、カムシャフトの位置を調整する機構のことです。

エンジンは回転数によって、吸入排気する空気量は変わるわけですが、この空気の量を調整する機構のことを指します。

なぜ空気の量を調整するかといえば、低回転域、中回転域、高回転域でそれぞれ違う空気吸入量によって特性が変わるから。

以下はwikipediaより抜粋です。

より低いエンジン速度では、カムシャフトの位置が移動され、弁が後で開かれるので、アイドル品質が改善され、スムーズな動力発生が得られる。 エンジン速度が上昇するにつれて、バルブが早期に開かれます。これにより、トルクが向上し、燃料消費が削減され、排出ガスが減少します。 高いエンジン回転数では、弁は後で再び開かれる。これは完全な動力供給を可能にするからである。

出典:Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/VANOS

とまあ、すばらしいシステムを搭載しているおかげで、どんなにボルボやメルセデスが素晴らしいシステムを作ったとしても、かなわないだろう、というのがBMWの見解?です。

あくまでもドライブを楽しもう、エンジン効率を上げようというのがBMW流。

この3社、明確に目指す方向が変わってきているわけですね。

他社の装備

装備 V40 T2 Kinetic A180 118i Standard
エンジン
アルミニウム合金製クランクシャフト 不明 不明
エンジン縦置き
ターボチャージャー
高精度ダイレクト・インジェクション 不明 不明
バルブトロニック 不明 不明
可変バルブタイミング

ご覧の通りです(笑)

いまやメルセデスは、エンジン性能についてはWEBページでも下の方。クルマはエンジンだけでなく、搭載されている機能を含めてひとつのアプリケーションと考えて、オーナーへアプローチしています。

ボルボはボルボで、Drive-Eを中心技術としてアピールこそすれど、加速だ気持ち良さだを前面に出すことはありません。でなければ、すべてのエンジンを2L4気筒にるすなんて言わないでしょう(笑)

それでも、燃費の良さは一級品。ドイツ各社もうかうかしてられないよ?

このように見れば、どう見ても顧客の取り合いにはならなそうな3社ですね。

高性能装備まとめ

photo about-VOLVO

他社との違いを明確にして、顧客へアプローチすることは、商売としては当然の行いです。

ボルボは安全性能、BMWは運動性能を突き詰めてきました。

メルセデスは、このどちらの性能も高い領域にあるはずですが、アピールポイントは車内コミュニケーション。安全、運動は当たり前なんだよと言いたげですね(^^)

しかし、メルセデスの舵の取り方に間違いは無いように思います。各社追従することでしょう。

快適装備は最低限だったどのメーカーも、アピール性能はしっかり対応してきたように思います。

さて、次回はこのシリーズ最終回、エクステリア編です!お楽しみに〜

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