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自動車は凶器になってはならない 自動車事故と先進安全機能

自動車事故と先進安全機能を取り上げ、クルマ社会の将来と私たちにできる事を考えます。

自動車の安全性については、定期的に発信していこうと心がけています。

これはボルボが安全性に優れているのでオススメだ、という個人的な意見の他、自動車業界全体が自動車の安全性に取り組むべきだし、消費者である我々もその取り組みを意識し、社会にとってなくてはならない自動車を選ぶべき、という注意喚起も含んでいます。

社会と共存できる自動車とは、いわゆる「エネルギー」による地球温暖化への取り組みがなされているクルマであったり、自動運転による円滑な交通システムの構築であると言えます。

 

その過渡期にある今現在、日本では特に2018年〜2019年にかけて、様々な自動車事故の報道がなされました。

今回のテーマは、「自動車は凶器になってはならない」です。

報道の風化を妨げるために、また自動運転の実用化までまだまだ時間がかかる今の社会において、我々が意識できる最善の選択とは何か。考えてみましょう。

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事故事例

事故で済めば良いのですが、ここであげる自動車事故は加害者のいる事件です。それぞれの事件を噛み締めて、平和なクルマ社会にとって何が重要かを考えましょう。

東名高速道路煽り事故

山道を行く高速道路
※あおり運転のイメージ写真です

事故というよりは事件、ですかね。サービスエリアで注意されたことに腹を立て、高速道路上で煽り運転を行なった挙句、クルマを停めさせて暴行。その後停止できず突っ込んできたトラックに巻き込まれ、停められたクルマの夫婦2人が死亡した事件です。

about-VOLVOでも、あおり運転死傷事故 今の日本の縮図かで取り上げていて、日本の社会について言及しています。

被害者は亡くなっており、なぜクルマを停めてしまったのか、扉をあけて犯人を車内に入れてしまったのか、残念ながらわかりません。

扉を開けるべきではなかった、言い争うのであれば窓越しにすればよかった、最悪は轢いてでも逃げればよかった、という意見を述べたのですが、そもそも「注意されたことに腹をたてる」ところが、今の日本の問題点。

注意されるという事は明らかにやってはならない事をしており、反省するべきなのです。相手の言う正しいことを、しっかりと受け入れる心が必要です。

注意する側も相手に一方的に注意するのではなく、なぜその場所で注意されるような事をしているのか、という気持ちを持って相手に話しかけなくてはなりません。

優しい心を持ち続ける事。相手を敬う事。社会に必要なことが、今の日本には無くなってしまいました。運転免許証を持つ責任を、持つ人のモラルに守らせる時代は終わったのかもしれません。

この事例は、自動車が凶器になる事を存分に教えてくれます。2度と同じ事を繰り返さないためには、モラル教育に訴えるよりも、システムの構築で乗り切る方が良い。

グローバル化社会において、日本にも外国人ドライバーが増える事を考えれば、日本流マナー教育は古いものになるでしょう。今後はやはり自動運転を推奨する事が必要になってくるのです。

池袋暴走事故

街の夕暮れの写真

アクセルとブレーキを踏み間違えたと思われる老人により、若い母親とその子供2人をひき殺し、10人が重軽傷を負った事件。論点は「アクセルが戻らない」ことではなく、「容疑者が逮捕されない」となってしまった事故です。

about-VOLVOでは、池袋事故に見るヒューマンエラーと先進安全機能で取り上げていて、安全装置がつけられていれば事故は軽く済んだのに、とまとめています。

例えばボルボであったり、トヨタプリウスにしても最新モデルへ乗り換えていれば、悲惨な事故は避けられた可能性が高いです。

そもそも歩行者保護の最低限の機能である、人を認識しアラームを鳴らす技術はすでに確立されており、国も推奨していることから、歩行者保護機能を搭載していない自動車を販売することや購入する事は命を大事に考えていない証拠と私は考えています。

例にあげれば、日産車には「インテリジェント エマージェンシーブレーキのセットレスオプション」があり、安全装備を切り離すことができます。

トヨタでも「Toyota Safety Sense」は標準装備でないクルマもあり、さらに車種によっては歩行者を感知できない場合があります。(トヨタでは「セーフティサポートカーS<ワイド>」の表記があると歩行者を検知できます。)

また、選べるにも関わらず価格の上昇が嫌だからと、敢えて装備を外すなどの選択をするような人は、今後自動車を運転しないでほしいと思います。

 

その後いただきましたコメントで、自動制動装置はアクセルを踏むと言う「ドライバーの意思」を尊重し、機能を解除することがわかりました。

自動ブレーキもまだまだ進化が必要な技術です。現在の安全装置の内容をよく理解し、運用することもとても大事ですね。

市原市プリウス暴走事故

トヨタプリウスのフロントマスク
出典:トヨタ自動車

そして、千葉県市原市の公園で保育園児の遊んでいる公園にプリウスが突っ込んだ事故。保育士が怪我をしましたが、死者がいない事はなによりです。

安全装置の標準装備化は、こういった事故の為にこそ必要です。

というのは、この事故の容疑者は、「プリウスのアクセルが戻らなかった」と証言。虚偽の発言である可能性が高いのですが、プリウスという多く販売されている車種でアクセルが戻らないという噂があると、このような虚偽発言が発せられます。

ひとまずアクセルが戻らなかったと言っておけば、もしかしたらメーカーの責任にできる、なんて考えたのなら、安全に気を配り交通ルール通りに自動車を運転しなくてはならない運転免許は、持つ資格がありません。

このような虚偽発言を回避するために、歩行者検知の安全装備、それにドライブレコーダーの他、飛行機のフライトレコーダーのような自動車操作のログが溜まる機構を装着する。

そうすれば、自動車の操作ミスの虚偽発言はできなくなり、必然的に異常なドライブをする人はいなくなる事でしょう。

この3つの事件を見るに、どうしてもドライバーの過失が目立ってしまいます。彼らは自動車を凶器として使いました。当然、これらの容疑者のような人がいる以上、クルマを使用した犯罪の起こせない世の中にしていかなくてはなりません。これが平和な世の中の為ですし、不幸を呼ばない為の社会の仕組みそのものです。

事故経験談

事故を起こさないようにするには、自動車の安全装備の装着もそうですが、ドライバーの意識も必要です。安全運転をしていたのにも関わらず、ずさんな相手の運転により命を落とす場合もあります。

2つの経験談を紹介しますが、事故はドライバーだけが気をつければ良いというものではない、という事がわかります。

家族を亡くした事故経験 S様の話

事故を掲載した新聞
悲惨な事故を繰り返してはならない
自分は10歳の夏休み家族旅行の帰り道、父親の運転する車に、居眠り運転のトラックに正面衝突され、父親と年子の弟が亡くなりました。
母は全治3ヶ月の重体、自分と弟2人は1ヶ月の重症ですみましたが、父と弟の死を知らされたのは入院から1週間後で、葬式にも出られませんでした。その当時はシートベルト着用義務化がまだされていませんでしたが、家族全員シートベルトを締めてましたが、父と弟は即死でした。
父は母と子供達を守るため、運転席側にハンドルを切り、運転席側に乗っていた弟が父と共に天に昇ってしまったのです。
自分は高校在学中に運転免許を取りにいきましたが、その時の恐怖がまだあり、公道に出ての運転が出来ず、免許取得を諦めました。
時は経ち、36歳の時に子供が産まれたのを機に、半年かけて運転免許を取得する事が出来ました。
自分は運転が好きです。車も大好きです。クルマを選ぶ基準は、安全装備、外観、ドライブフィール、内装です。つけられものは全てつけます。
ドライブレコーダー、レーダー探知機、他者をイライラさせない運転技術も必要です。

目の前に急に現れた自動車 m様の話

トヨタレビンのフロント
トヨタのGOAボディに守られた

進行方向逆方面が渋滞している道路を走行していました。(国産車)

すると見えない交差点から、ブレーキを踏まずにメルセデスベンツが飛び出してきました。もちろん優先道路はこちら。

ブレーキを強く踏みましたが、意外なほどに車は止まらず、相手の車と接触し大破。渋滞中のクルマにも接触してしまいます。ドライバーである私は構えることができたので怪我はありませんが、同乗者2名は負傷。

付近の住民が出てきて、私の同乗者に気を配ってきただき、椅子などを用意して親切にしてくださいました。世の中には親切な人がいるなと、感動しました。一方で交差点から飛び出してきた相手の車は傷が少なく、にも関わらずドライバーはこちらには一切見向きもせず、保険会社へ電話。クルマの誘導をするわけでもなく、110番するわけでもなく。

「いつかはやると思っていたんだよね、あの人」と付近の住民。日頃から危険な運転を繰り返していたそうです。いつかはやる人は、いつかやる前に免許を剥奪してほしい。免許の更新システムを改めて欲しいと切に願います。

このお二人は、いまはボルボに乗っています。事故にあうと、対向車が怖くなります。カーブでこちらの車線に侵入してくるのではないか、居眠りしているのではないか、と、相手のドライバーに対しても疑心暗鬼になってしまうのです。
事故に遭うということは、その人の人生の大きなトラウマになってしまいます。凶器を持つ対向車線の誰かを信じながらクルマを運転する世の中は、そろそろ終わりにしないといけません。

よりより自動車社会の将来の為に

以上、多くの事例を挙げてきましたが、現代の自動車社会において、気にするべき事の多さがよくわかります。

  • 人間のモラル違反含め 疲労などによる運転ミスを回避できる自動運転技術の確立
  • 運転適性の無い人間が運転免許を持っていると言う制度の見直し
  • 誤操作と歩行者保護自動ブレーキの優先問題など プリクラッシュセーフティのさらなる技術開発
  • 自動ブレーキ機能の完全標準化

運転免許証は、凶器を持つことを許された証です。もし自分が望まなくても、その凶器で人を傷つけてしまうことはあり得るのです。

これらの問題について、ボルボの取り組みを交えながら答えを求めていきます。

先進安全機能の搭載は最低限必要

V40インテリセーフ

ボルボの先進安全機能「インテリセーフ」は、自動運転技術の開発の応用から生まれています。

歩行者だけでなく自転車、そして動物など、衝突する可能性のあるあらゆる存在を網羅し、検知できるように工夫しています。

車線を逸脱するのを防ぐ「レーンキーピングエイド」や「ランオフロードミディケーション」は、疲労による誤操作を修正してくれます。

「パイロットアシスト」は、前のクルマとの距離を維持し速度管理をしてくれる「アダプティブクルーズコントロール」と「レーンキーピングエイド」を併せ持ち、前方の確認を怠らない条件付きで130km/hまでのセミ・オートドライブを実現します。

クルマの動きを制限しつつ、快適性を提供することで普及を促す。正解だと思います。

そしてこれらの機能は、徐々に国産車も追いついてきます。これはとても嬉しいことです。

しかし、最新デバイスを手に入れたとしても、自動運転技術の確立までは過渡期です。ドライバーは、どのような事に心がけるべきでしょうか。

ハイテク自動車操作技術や人間性も免許制に

V60のエンジンスタートボタン
今までとは違う操作も必要になる最新自動車達

これらを実現する為の操作は、もはや運転技術ではなくデバイスを正しく使う技術です。

ハンドル操作、アクセル操作をクルマに任せ、ドライバーは進行方向の安全確認を実施する。指差しで安全確認する鉄道のようです。

ここに「クルマを抜かしたい」とか「あの運転手の操作は危うい」など、自分の気分を高ぶらせるような行為はあってはなりません。(無論、危険回避の為に怪しいクルマを避ける事は必要でしょうけれども。)

近い将来、自動車は音声認識により、「前のクルマを抜かして」などの命令で動くようになるでしょう。その時、自動車を正しく動かすルールを守る事が、もっとも重要になっていきます。

自動運転社会の前段階である現代においては、通常の運転の技術の獲得、ルールの遵守、セミオートドライブデバイスの正しい運用の理解と、習得するべき事が多くなります。

ドライバーは運転免許証というカードの中に、より多くの理解が必要になっていくのです。

それらが理解できないと感じるようであれば、ルールを守れないのであれば、運転免許証は返納する時期でしょう。免許の更新は厳格にするべきでしょう。

想像を超えるシステムの開発

ボルボのコネクテッドセーフティ
出典:Volvo Car Group Global Media Newsroom

また、新しい考え方も必要です。

ミリ単位でわかるGPSや精度の高いナビゲーションシステムもそうですが、ボルボで注目したいのは「コネクテッド・セーフティ」技術。

ボルボ車が「スリップした」「危険な道路状況」という情報をオンラインで共有し、他のボルボ車へ伝えます。すでに欧州で開始されており、2020年からは全てのボルボ車でサービスが開始されます。(日本では未定)

道路状況が悪い、という情報が後から来るクルマに伝わると、そのクルマは該当箇所で速度を落とす事でしょう。これにより、かなりの事故が防げるとボルボは言います。

このような機能を、メーカー主導で行うのが素晴らしいです。悪路が多く、デバイス開発天国である日本も、この機能に追従してほしいものですね。

また、日産自動車の高速道路限定の自動運転実現にしても、メーカーから行政への強い働きかけも不可欠です。新しいインフラ整備は、技術革新が進みます。メーカーだけでなく行政も、安全技術やインフラのロードマップを国民に示し、他国に負けない自動車作りの競争力を培う必要があるでしょう。

自動車は凶器にはならない世界を目指して

ボルボV40と桜

自動車保険が一番安くなる年齢というのは、40代だと言います。子供も居て安全な運転への意識が高まるからでしょう。

そして意識だけでは補えないところへの支援、すなわち安全装備の開発、搭載、利用。

自動車を凶器にせず、安全で快適な世界にする為に、私たちは注意深く行動する必要があります。

それはすなわち、自動車が趣味に合うか、だけでなく、自動運転へつながる技術開発をしているか、ヒューマンエラーをなくす努力をしているか、という、人が幸せになる将来を描ける自動車メーカーの自動車を購入する、ということです。これがaboutVOLVOの主張です。

庶民が移動する自由を手に入れて半世紀が立ち、自動車の技術革新はさらに続きます。私たちも、自分の運転を見つめ直すとともに、誤ったクルマを選んでいないか、意識を高くしていきたいですね。

さあ、あなたも考えてみましょう。どのようにすれば、自動車が凶器にならない世の中になりますか?

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